バックナンバー20　H30.　9

例年になく暑さの厳しい夏休みでした。一学期の終わりには、酷暑といわれるほどの暑さに見舞われた天候の中で、夏休みに入りました。40度を超える猛暑の中で、熱中症のために多くの人が病院に搬送されるということがありました。本町では、小中学校の普通教室にエアコンが設置されているおかげで、熱中症になる児童生徒はほとんどありませんでした。また、この暑さの中で、次から次へと災害がこの日本を襲いました。台風も例年になく多く発生して、日本に上陸する台風の数も多くありました。9月4日には、台風21号が東海地方に接近し、かなりの強風が吹きました。また、関西国際空港では、約3，000人の人たちが、連絡橋の破損と停電により一昼夜にわたり、空港島に閉じ込められる事態となりました。本町でも樹木が倒壊したり、停電が起きたりしました。また、本町では、9月に入り、インフルエンザが流行し、学級閉鎖を行わざるを得ない事態となりました。インフルエンザといえば、冬の代名詞ともいえるものですが、今回は、9月の暑い時期に流行するという珍しい状態でした。他の県でも流行により、学級閉鎖が行われる事態となりました。

　今年の夏は、天候の異常により、猛烈な暑さによる熱中症発生や集中豪雨あり、台風の接近上陸あり、地震の発生ありとさまざまな現象が起きました。地球温暖化によるものと思われる異常気象の影響で、多くの災害がいろいろな場所で発生し、被害を受ける人たちがおられました。

　さて、学校では、2学期が始まりました。長い夏休みにおいては、いろいろな活動がそれぞれの家庭で行われたことと思います。この長い夏休みでなければできないこともあったことでしょう。家族そろって旅行に出かけたり、友達と計画して一緒に出かけたり、キャンプや海水浴等へ出かけたりすることもあり、とても充実した日々を過ごすことができたのではないでしょうか。この2学期は、1年の中で一番長い季節です。少しずつ気温が下がり朝夕本当に過ごしやすくなってきます。「秋の夜長」となり、大変過ごしやすい時間となります。じっくりと本に親しむこともできるし、勉強もはかどること間違いなしです。この時期には、じっくりと自分のペースに合わせて、計画を立てて、学習や読書に親しんでみたいものです。秋の夜長を十分に利用し、大切な時間を有効に使ってくれることを願います。