バックナンバー3 H25.10
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平成25年10月
阿久比町教育委員会
教育長 石井 勝巳
町民の皆さん、願いごと・メッセージを飾りませんか!?
あいちトリエンナーレ2013で、オノ・ヨーコの出品作品の一つ「ウィッシュ・ツリー」。願いごとやメッセージなどを短冊に込め、木に結びます。この参加型作品に阿久比町も参加しており、現在中央公民館ロビーにて展示しています。ぜひ一度ご覧ください。(現在は終了しています)

凡事徹底-その3

“目に見えないものの大切さ”
朝夕の涼しさとともに虫の鳴き声も少しずつ大きくなりつつあり、秋の深まりを感じさせるものです。世の中に大切なものはいろいろあります。目に見えるものの大切さは、よくわかりますが、目に見えないものの中にも大切なものがありますね。
目に見えないものは、目に見えるものよりも大事なことが多くあります。そして、その見えないものを見る方法はあります。人の心は目に見えませんが、心遣いは目に見えます。人の思いも目に見えませんが、思いやりという形で見ることができます。気も同様に、気配りという形で見ることができます。目に見えないものを、さまざまな形で見る。これが、配慮であり、かつての日本社会は、そうやって穏やかな社会をつくってきました。いま、それがなくなったため、人間関係が希薄になって混乱しています。だから暮らしにくい世の中になっているのです。 ―鍵山秀三郎「正しく生きる」より― |
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私は「人の思いも目に見えませんが、思いやりという形で見ることができます」という言葉にひかれました。職場や学校で、この思いやりの気持ちを大切にしたいと思っています。忙しい時にちょっとした思いやりの言葉をかけてもらうことは、とてもうれしい気持ちになるものです。ちょっとした思いやりの言葉が隣の人の心を安らかな気持ちにさせるものと信じます。
簡単なことを続ける中に人と人とのつながりは、とてもすばらしいことにつながります。