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平成27年7月
阿久比町教育委員会
教育長 石井 勝巳
あと一週間で夏期休業となります。一学期を振り返ってみると、雨の多かった4月をスタートにして、5月には真夏を思わせるほどの高気温の日が続きました。6月は梅雨空とは思えぬ晴天が続き、7月に入ると一転して雨の日が続き、プールでの水泳の授業がなかなか実施できませんでした。そうしていると、台風9号、10号、11号と3つも同時に発生してしまうという本当に今までにない、気象の変化を体感する4ヶ月となりました。

有意義な休暇を過ごすために
さて、待ちに待った夏期休業がやって参ります。今年は何をやろうかと、楽しんで計画を立てている頃かと思います。42日間にわたるとても長い日々をどう過ごそうかといろいろ考えておられることでしょう。
日頃学校で学んだ内容を利用して、この長い夏休みにこそできるいろいろな活動を計画し、その中で多くの直接体験を通して学んでほしいと考えます。学校のある時はスケジュールが学校で決められて行動していきますが、この休みは基本的に自分で計画を立て、家族で行動することになります。自分でこうしようと考えればそのまま行動に移すことが可能になっていくものです。たとえば旅行の場合を考えてみても、どういう時期にどちらの方へ、どういう交通手段でいくのか、という行程を決めるなど家族で集まって相談し、計画を立てることは新しい発想もあったりしてとても有意義なものになると信じます。
夏休みのはじめの頃はゆったりと時が流れていきますが、後半になってくると過ぎるスピードも速く感じるようになってきます。宿題などが後半になって残っていると特に過ぎるスピードも速く感じるようになってくるものではないでしょうか。この夏休みの過ごし方を大切にできるかどうかで、この後の2学期のスタートの仕方がずいぶん違ってくるように思いますので、生活のリズムをきちんと作りながらこの夏期休暇を有意義なものとして、皆さんが充実した時を過ごされんことを祈ります。
教育委員会ホームページや広報あぐいをご覧ください。 0歳から15歳までの子育て、人づくりにご支援をお願いします。 |
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