犯罪に巻き込まれないために
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防犯対策をしましょう!
近年愛知県では犯罪の発生率が減少傾向にありますが、いまだに一年間で5万件以上の犯罪が発生しています。
阿久比町においても100件以上の犯罪が発生しており、さらなる被害を抑えることが重要です。
少しでも犯罪の被害を抑えるため、何よりあなた自身が被害にあわないためにできる限り対策を行いましょう。

自転車、自動車盗対策

自転車盗対策
以下のような条件の自転車が狙われやすいようです。
- 施錠をしていない
- 駐輪場から外れた場所に駐車している
- 移動させず長い期間駐車している
町内で発生する自転車の盗難被害は鉄道駅周辺でおこることが多いです。
通勤、通学時は急いでいるため施錠をせずに駐輪してしまう人も居ます。時間にゆとりをもって必ず施錠をしてください。

対策
- カギかけの徹底
盗難防止の基本になります。普段から施錠をすることを習慣づけましょう。
さらにワイヤー錠などを使用し、ダブルロックをすればより安全です。 - 人の目につき場所での長期間の駐車は避ける
施錠をしていたとしても、長期間放置してある自転車は目を付けられやすくなります。
使わないときは家の奥など人の目につきにくい場所に置くようにしましょう。

自動車盗対策
自動販売機、コンビニエンスストアに立ち寄る時など、少しの時間だから大丈夫と思ってキーを付けたままに車から離れていませんか?犯人は、そのような隙を狙ってきます。

対策
- 「キーを抜き、ドアをロックをする」
車を離れる際は、わずかな時間であっても必ず窓を完全に閉めて、キーを抜き、ドアロックをしましょう。またリモコン式の鍵の車が増えてきており、自分ではしたつもりでも、ロックされていないことがあります。必ずドアノブを手で引き、ロックされているか確認しましょう。 - 「イモビライザーを選択する」
イモビライザーとは、キーから発信された暗号が、車体内のコンピュータと照合され、一致しないとエンジンが始動しない装置のことです。エンジンの始動を防ぐことができるため、自動車盗には有効な対抗手段になります。 - 「盗難防止装置を活用する」
ハンドルとブレーキを固定する装置などや、振動や不正なドアの開閉に反応して警報音を出したり、携帯電話等を通じて車の異常や位置を知らせる警報、通報装置があります。 - 「車内の見えるところに物を置かない」
ドアロックさえすれば、車内に貴重品やバッグを置いていても大丈夫と安易に考えていませんか?車を離れる際は、わずかな時間であっても車内にバッグ等の荷物を置かないようにしましょう。犯人は、車内にバッグ等があると、貴重品が入っていると思い、窓ガラスを破ったり、鍵のかけていないドアを開けたりして金品を奪っていきます。

侵入盗対策
愛知県は全国的にも非常に多くの侵入盗の被害が発生しています。
日頃から、被害にあわないように対策を行い、侵入盗を許さないという防犯意識を家族間で共有しておきましょう。

侵入盗防犯の4原則
- 時間
補助錠やCP建物部品を使うなど、侵入に時間がかかり、犯人が途中であきらめるような対策をおこないましょう。 - 光
センサーライトなどを設置。あるいは門灯を点灯しておくなどで家を明るくしましょう。 - 音
庭先に音の出る防犯砂利をまいたり警報器を設置することで周囲に侵入を知らせましょう。 - (地域の)目
あいさつなどを行うことで、不審者への声かけにもなります。

侵入防止のポイント
- フェンスをメッシュタイプにして、周囲からの見通しをよくする。
- 植木の刈り込みをこまめに行い、不審者が身を隠す場所をなくす。
- 建物の周囲に防犯砂利(砂利の上を歩くと大きな音が出る特殊な砂利)を敷きつめ、不審者が近づきにくくする。
- 建物の周囲に侵入の足場に利用されるようなもの(ゴミ箱やはしごなど)を置かない。

玄関・勝手口
- ドアには複数の鍵(補助錠)を設置する。
- 門灯を設置し、夜間は常時点灯する。
- 留守であることが悟られないよう、郵便受けには新聞や郵便物を溜めない。

窓・サッシ
- ガラス破りがしづらいガラスを使用する。
- 既存のガラスに防犯フィルムを貼付し、防犯性能を高める。
- 補助錠、ブザーを取り付ける。

女性の防犯対策

帰宅するとき
- 夜間は遠回りでも明るく人通りの多い道を利用し、定期的に帰宅ルートを変更しましょう。
- スマホを使用しながらや、イヤホンをしての帰宅は危険です。周りの状況がわかるようにして帰宅しましょう。
- 深夜の帰宅は、特に気を付けタクシーを利用するか、家の人に迎えにきてもらうなどしましょう。
- 万が一の場合に備え、防犯ブザーはバッグから見えるところに出して歩きましょう。

一人暮らしの自宅に入るとき
- ドアを開ける前に周囲を確認しましょう。
- ドアを開けたら素早く屋内に入り、すぐに施錠をしましょう。
- 帰宅の際、玄関で「ただいま」などと言いながら入りましょう。

お休み前に
- 玄関はもちろん、窓や盲点となりやすいトイレの高窓等の戸締まりを確認しましょう。
※上階でも、ベランダ等から侵入された事例もあります。