認知症の方の支援について
[2021年8月6日]
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「認知症」とは、後天的な脳の疾病等を原因として、正常であった記憶、判断力などの脳の働きが持続的に低下した状態をいいます。
阿久比町では、認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で、自分らしく暮らしつづけられるようにさまざまな取り組みをしています。
認知症の方を支える町の取り組みをまとめたガイドブックです。
認知症の進行状況(予防、軽度、中等度、重度)に合わせて、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスなどを受けられるのか、具体的な機関名やサービス内容を体系的に紹介しています。
配布場所:健康介護課(介護保険係・包括支援係)
ダウンロード版
町では、認知症になっても地域で安心して生活できるまちを目指し、認知症の方を支える取り組みをまとめた「認知症ケアパス」を作成しました。
認知症の容体の変化に応じた医療・介護などのネットワークをつくり、認知症の方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように効果的な支援を行う町の協力者のことです。
現在6名の認知症地域支援推進員が町の認知症事業に関わっています。
認知症に関する相談を受け付けています。
もの忘れが気になることはありませんか?認知症は早期に発見し、対応することが大切です。「最近もの忘れが気になる」、「同じことを何度も繰り返し話す」など「なにか変だな?」と感じたときは、自分の事や家族の事でまだ困ったことがなくても、気になった時点でご相談ください。電話での予約もできます。
ちらし
日時等の詳細はこちらでご確認ください。
認知症は早期発見、早期対応が大切です。「なんだか変だな?」と思ったら、まず、チェックリストの質問にチェックしてみましょう。
(チェックリストは、あくまでも目安です。認知症の診断をするものではありません。)
チェックの結果にご心配のある方は、地域包括支援センターまでご相談ください。
No. | 質問項目 | チェック |
---|---|---|
1 | 同じことを言ったり聞いたりする | |
2 | 物を名前が出てこなくなった | |
3 | 置き忘れやしまい忘れが目立ってきた | |
4 | 以前はあった関心や興味が失われた | |
5 | だらしなくなった | |
6 | 日課をしなくなった | |
7 | 時間や場所の感覚が不確かになった | |
8 | 慣れた所で道に迷う | |
9 | 財布を盗まれたと言う | |
10 | ささいな事で怒りっぽくなった | |
11 | 蛇口・ガス栓の締め忘れ火の用心ができなくなった | |
12 | 複雑なテレビドラマが理解できない | |
13 | 夜中に急に起きだして騒いだ |
認知症の方を家族で介護されている方の集まりです。
同じ立場の方々と病気や介護に対する日頃の悩みを気軽に話すことで、介護に対して前向きな気持ちになれるよう月に1回集まっています。
※日時・場所など変更するこもありますのでお電話でご確認ください。
※新型コロナウイルスの蔓延状況により、中止することがあります。
ちらし
日時等の詳細はこちらをご確認ください。
認知症の方やその家族の息抜きと交流の場です。コーヒーや紅茶を飲みながら介護についての悩みの共有や情報交換ができます。
阿久比町では下記の2か所で開催しています。
町と認知症介護家族交流会(なごみ会)と共催で、年2回開催しています。
町とアピタ阿久比店と共催で、年数回開催しています。
認知症に対して正しい理解を持ち、認知症の方やその家族を優しく見守り、支援する方のことです。認知症サポーター養成講座を受講することで、誰でもなることができます。
認知症とはどういうものか、を学ぶための1~2時間程度の講座です。町内の職場やサロン、町内会、サークルなどに講師が出向いて随時開催しています。受講は無料で、修了した方にはサポーターの証として認知症サポーターカードを配ります。
講座を希望する場合は、随時受け付けているので問い合わせてください。
受講者に渡す認知症サポーターカードです。
宅老所など皆さんが集まる場に認知症地域支援推進員などが出向き、認知症についての講話や、認知症予防の運動など認知症全般に関する講座を開きます。
開講を希望する場合は問い合わせてください。
認知症やその疑いのある方へのファーストタッチとして、家庭を訪問し、心配なことなどを伺った上で適切な医療・介護サービスなどを受けられるように支援します。
保健師、社会福祉士などの医療、福祉の専門職のチームが早期・短期集中的に対応することで、認知症の進行の予防につなげます。
高齢者おかえりサポート事業」とは、認知症により在宅高齢者が行方不明となった場合に、高齢者の特徴や緊急連絡先などをあらかじめ役場に登録することで、早期発見と事故の未然防止などにつなげる事業です。
登録者が偶然の事故によって他人の物を壊すなどの法律上の損害賠償に備えて、個人賠償責任保険に加入(自己負担なし)します。
また行方不明などの緊急時には、捜索に役立つように警察署や消防署などに登録情報を提供します。
阿久比町に住民票があり、居住している方で以下のいずれかに該当する方。
ただし、施設等に入所している方を除きます。
※認知症(疑い)の判定は診断書または介護保険の認定を受けている方は介護認定申請時の主治医意見書にて確認します。診断や介護認定を受けていない方は登録者本人と面談の上、チェックリストによる聞き取りを実施します。
衣類や杖等に貼って使います。QRコード記載と登録番号記載の2種類です。
発見・保護された時、発見者がスマートフォン等でQRコードを読み取ることで、専用伝言板(どこシル伝言板)が表示され、お互いの個人情報に触れることなく、発見者と家族がいつでも伝言板機能を使って連絡を取り合うことができます。
尚、QRコードを読み取れない場合は、QRコードの下に記載されている番号AA0000(数字4桁)を阿久比町役場までお電話でお知らせください。
令和4年9月25日(日曜日)に「認知症とともに生きる~認知症の人やその家族が安心して暮らせる阿久比町を目指して~」と題して講演会を開催しました。
講師に愛知県認知症希望大使の近藤葉子氏と、支援者である愛知県作業療法士会 認知症対応型通所介護「とんと」OHANA管理者 伊藤篤史氏をお招きし、当事者である近藤氏の体験談や認知症になっても希望を持って生きていくために大切なことについてお話しいただきました。
※愛知県認知症希望大使とは?
認知症の方ご本人がご自身の体験や希望などを伝えること等により、多くの方を元気づけ、認知症に対する正しい理解を広める活動をされている方。愛知県から委嘱されています。
法人番号:2000020234419
〒470-2292 愛知県知多郡阿久比町大字卯坂字殿越50番地 電話: 0569-48-1111(代表)ファックス: 0569-48-0229(代表)役場開庁時間:午前8時30分~午後5時15分
閉庁日:土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
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