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あしあと

    「歩行者優先」のまち宣言をしました

    • [更新日:
    • ID:5821

    阿久比町は「歩行者優先」のまち宣言をしました

    「歩行者優先」のまち宣言について

     阿久比町は、令和3年7月10日(土曜日)に開催された、「阿久比町社会を明るくする運動大会・安全安心町民大会・青少年健全育成大会」において、交通事故を1件でも減らしていくために、「歩行者優先」のまち宣言を行いました。


    アグピアホールにおける「歩行者優先」のまち宣言の様子

    「歩行者優先」のまち宣言の様子(アグピアホールにて)

    本町の現状

    本町では各種交通安全教室の開催や、飲酒運転根絶条例の制定、町職員による主要道路でのスピード調査結果の公表などの啓発により、平成28年11月以降、交通事故死ゼロを続けています。これは多くの町民、事業者の皆さまの努力や意識の高揚によるものと考えられます。
     一方で、令和3年1月から5月末までの間に、人身事故は前年同時期に比べ16件増の49件発生し、64名が負傷しています。町内で、2日~3日に1人は交通事故でけがをしている人がいることになります。

    歩行者優先について

    信号機のない横断歩道における車の一時停止率(JAF調査)
     2018年 2019年 2020年 
    愛知県  22.6% 28.8% 32.5%
     全国平均 8.6% 17.1% 21.3%

    一般社団法人日本自動車連盟(JAF)による、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」によると、愛知県の昨年の一時停止率は32.5%で、車の一時停止率は全国平均を上回っています。しかしながら7割近い人が、横断歩道で歩行者がいても一時停止をしていない、ということでもあります。
     愛知県の交通事故死者数の3~4割を歩行者が占めており、事故を減らす上で歩行者優先は重要な課題となっています。
    本町では、高齢化に伴う高齢者人口の増加に加え、小中学校の児童生徒数も10年前に比べ、900人以上も増加しています。これら高齢者や小中学生が多数を占めている、歩行者を守ることが事故を減らすことにも繋がります。
    このような状況の中、先月、本町では、「阿久比町交通安全条例」に車両使用者と比較して、弱い立場である歩行者および交通事故に遭いやすい高齢者や子どもへの一層の安全を図ることを、本町の基本理念として明文化いたしました。

    歩行者優先はマナーではなく、ルールです!

    〇横断歩道は歩行者優先!(道路交通法第38条)
     横断歩道に近づく場合、車両(自転車を含む)は、横断しようとする歩行者がいないことが明らかな場合を除き、横断歩道の直前(停止線がある場合は停止線の直前)で停止することができるような速度で進行しなければなりません。
     その際、横断歩道を横断しようとする歩行者がいる場合は、横断歩道の直前(停止線がある場合は停止線の直前)で一時停止し、かつ、その進行を妨げないようにしなければなりません。
    〇横断歩道のない交差点も、歩行者優先!(道路交通法第38条の2)
     車両(自転車も含む)は、交差点やその直近など、横断歩道の設けられていない場所で歩行者が道路を横断している時は、その通行を妨げてはいけません。

    「歩行者優先」はマナーではなく、ルールです!

    歩行者の側も「手を上げて」知らせましょう。感謝も忘れずに!

     歩行者は道路を横断する時には手を上げて、ドライバーに横断する意思を伝えるとともに、横断歩道手前で停止したドライバーと目と目を合わせ、感謝の気持ちを伝えましょう。お互いが気持ちよい関係となることで、歩行者優先が広がっていけば、交通事故を減らすことになります。

    宣言文

    「歩行者優先」のまち宣言

     私たちは、交通事故のない安全で安心なまちをつくるため、一般道路や歩道、横断歩道において、「歩行者優先」の原則を徹底します。
     自動車および自転車等を運転するときは、高齢者や児童・生徒などの歩行者が、安全に道路を通行できるよう配慮します。
     ここに、町民、事業所、行政が一丸となって、交通事故のない阿久比町を目指し、「歩行者優先」のまちを宣言する。


     令和3年7月10日
    阿久比町交通安全推進協議会会長
    阿久比町長 竹内啓二

    お問い合わせ

    阿久比町役場総務部防災交通課交通係

    電話: 0569-48-1111 内線1210  ファックス: 0569-48-0229

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