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あしあと

    令和4年度分の行政評価の結果を公表します

    • [更新日:
    • ID:7044

    行政評価とは

    行政評価とは、行政の行っているさまざまな仕事をより効果のある方法へと改善するとともに、今後の予算編成・組織管理・企画・計画の改定などに反映させる取り組みです。

    目標を明確にして客観的な評価を行うことで、住民ニーズに対応したより良いサービスを効果的・効率的に提供することができ、その評価結果に基づく改善を次年度以降の計画、事業に反映させていきます。

    行政評価の目的

    阿久比町では、次に掲げる3つの目的に重点を置いて行政評価を行っています。

    (1)施策、事務事業の改善・改革

    担当職員の客観的な評価による改善・改革の提案と、事務事業の組み合わせとしての施策の方向性を明確にすることで計画・実施・評価・改善へつなげていきます。

    (2)職員の意識改革と政策形成能力の向上

    それぞれの事業を目的から見直します。評価することにより、目的意識、成果意識、コスト意識といった職員の意識改革を図り、また評価システムを継続的に運用することにより、職員の政策形成能力の向上を図ります。

    (3)住民への説明責任

    行政サービスを提供したことにより住民がどれだけ満足したかという成果の概念と、人件費を含めたコストと成果の関係を評価し、改善・改革を検討します。この結果を住民に公表することで、行政としての説明責任を果たしていきます。

    行政評価の取り組み

    自分たちの仕事を今まで以上によく知り、より良い事務事業にしていくという前向きな取り組みにより、職員自らが考え、それぞれの仕事を見つめ直し、より良い行政に変えていくことを目指します。

    行政評価は、まず担当者と綿密なヒアリングを行った所管する課長が行う「所管課評価」を経て、町幹部が行う「最終評価」の2段階で行いました。2段階の評価をすることにより、課題や改善すべき点を洗い出し、各施策の目指すところを明確にし、現状を客観的に分析することで、施策の今後の方向性を明示します。

    評価対象事務事業数

    令和4年度分として、157の事務事業評価を実施しました。

    今回示された今後の方向性の内訳と結果は、次の通りです。

    今後の方向性の判断件数

    今後の方向性

    内容

    件数

    拡充

    投入量(人・予算など)を増加し、事業を拡大もしくは重点化して実施することで、さらに大きな成果を上げる事業。

    16

    改善

    投入量(人・予算など)はそのままで、事業手法などを見直すことにより、有効性や効率性などの改善を図る事業。

    79

    現状維持

    投入量(人・予算など)と事業手法はそのままで、現在の成果を維持する事業。

    59

    縮小

    投入量(人・予算など)を削減し、効率性を高める事業。社会環境変化等の行政需要に照らし、事業の縮小がやむを得ないと判断される事業。

    3

    事業主体変更

    事業を民間や住民団体などへ委託したほうが、効率的に実施することができる事業。

    0

    事業統合

    類似の目的や手法を持つ他の事務事業などと統合することにより、事業費の削減や効率化が図られる事業。

    0

    休止

    ある一定の条件がそろうまで、その活動を一時的にやめる事業。

    0

    終了

    事業の予定期間が到来し完了となる事業。事業目的を達成したため終了する事業。

    0

    合計

    157

    今後の方向性のうち、「拡充」とされた事務事業は、次のとおりです。

    【拡充】
    事務事業名評価者のコメント担当課
    都市計画事業(都市計画決定及び変更事業を含む)暫定用途地域の解消や、都市計画道路矢高横川線の都市計画決定変更、阿久比PA関連事業を推進するため、県を始めとする関係機関との連携が必要不可欠である。阿久比駅前事業調査については、県都市計画課まちづくり支援窓口の支援のもと、阿久比駅周辺の市街化区域への編入の可能性を探る。事業の推進にあたり、職員体制の拡充が必要である。建設環境課
    用地取得、収用及び補償事務地元と協力して計画的に道路の拡幅を進めるとともに、生活道路の拡幅を推進するため、広報やHPで狭あい道路拡幅整備を促進するための施策のPRに努める必要がある。また、県事業の十ヶ川遊水地、都市計画道路名古屋半田線の用地交渉も集中的に取り組む必要がある。建設環境課
    土木施設の調査、設計及び施工事業道路や橋梁などのインフラ整備は、円滑な交通の確保や自転車、歩行者の安全確保のため、継続的に実施していく必要がある。都市計画道路名古屋半田線及び接続する町道や、新半田病院へのアクセス道路の整備、阿久比駅東の道路整備等、計画的に進めていく必要がある。建設環境課
    道路橋梁の維持管理事業道路、橋梁の維持管理は重要であり、道路瑕疵による事故を防止するため、老朽化対策に取り組む必要がある。また、一定規模以上の舗装補修は修繕計画を適宜見直して計画的に進める必要がある。建設環境課
    公園緑地事業既設公園の遊具等の老朽化対策ため維持管理費は増加しており、遊具やフェンスなどの公園施設及びトイレの更新を含め、計画的な改修と適切な維持管理に努める必要がある。
    有料施設については、適正な使用料額を検討する必要がある。
    建設環境課
    水道施設の維持及び管理事業水道施設の耐震化を図るため、令和4年度から開始した八ケ谷配水場から役場までの老朽化した配水本管の改良工事を進めるとともに、今年度より阿久比広域調整池から県水を直結配水するための布設工事を進め、上水道の安定供給に努める。上下水道課
    下水道事業運営事務将来にわたり安定的な事業経営を継続するため、令和4年度に策定した使用料改定等に向けたロードマップに基づき使用料改定計画を策定し、適正な使用料額及び改定時期を検討する。上下水道課
    放課後児童健全育成事業現在も利用児童が増加しており、長期休暇クラスは定員オーバーとなっている現状がある。ただ、今後の対象児童数は減少に移行する傾向が予測されるため、将来、事業の整理も必要になると見込まれる。委託料については、3年程度の期間で国基準に沿うよう拡充していく必要がある。子育て支援課
    障害者手当支給事業町単独の障がい者支援策として必要であり、近年の諸物価高騰の影響もあることから、増額することで拡充したい。住民福祉課
    福祉医療費助成事業高校生世代の通院医療費無償化を早期に実施し、拡充を図りたい。子ども医療費は、小中学生年代がピークを迎えており、当分の費用負担は多いが、3年後くらいから、徐々に減少に転じると見込まれる。住民福祉課
    スポーツ村管理運営事業検討委員会の意見、生涯スポーツ推進計画、個別施設計画を踏まえ、交流センターの活用方法を考え、スポーツ村全体の修繕や改修を行っていく。財源はスポーツ村整備基金、国県補助金、スポーツ振興くじ助成(toto)を有効利用する。
     令和5年度の一般開放後に温水化整備を図り、令和6年度6月から通年利用できるよう整備を進め、一般開放のみではなく、小学校の授業でも使用できるように検討していく。
    社会教育課
    観光関係事業観光協会の事務局が独立したが、自立した組織となるには会員を始め、観光に関わる関係者が一体となり、主体的な活動により、阿久比町の魅力を発信していくことが求められる。そのためには、行政・商工会を始めとする関係機関との連携を深めていくことが重要であるが、事務局職員一人での体制では事務員への負担が大きく、事業運営に支障が出ているため、事務局の体制について検討が必要である。産業観光課
    企業誘致関係事業雇用の確保や人口増加、町税収入増加の観点から企業誘致は重要である。企業用地調査業務を実施し、企業用地の候補地を選定していく。産業観光課
    勤労福祉センター管理運営事業施設の老朽化が顕著になっている。国土強靭化地域計画や建築物定期調査での指摘を踏まえ、施設の長寿命化に向け、予防保全的な修繕を計画的に進める必要がある。令和5年度は飛散防止フィルム設置、屋上防水のほか、照明のLED化を進める。産業観光課
    コミュニティ事業南部学区と東部学区のコミュニティ推進協議会には補助金の交付や情報提供などの支援を継続実施し、新たに草木学区でコミュニティ推進協議会が設立できるように重点支援する。政策協働課
    阿久比町制70周年記念事業(検討)各種団体と協力しながら、多くの町民に楽しんでいただける町制70周年記念事業を令和5年度に実施する。政策協働課

    今後の方向性のうち、「縮小」とされた事務事業は、次のとおりです。

    【縮小】
    事務事業名評価者のコメント担当課
    敬老事業敬老金支給事業は、長寿命化の傾向にあることから、支給対象を見直すべき時期に来ている。財源を高齢者の別事業に利用すべく検討が必要である。健康介護課
    新型コロナワクチン接種事業国からの明確な指示はないが、公的接種の終了に伴い、事業の縮小・廃止が考えられる。公的接種終了後がどのようになるか見通しが付かないが、情報収集に努め、対応していくことが必要。健康介護課
    行政評価事業職員の意識改革と住民への説明責任を果たすため継続実施するが、評価対象事業の統合や入力項目の見直し、前年度の完成シートを利用して作成するなど、シート作成に要する職員の負担を可能な限り軽減する。政策協働課

    令和4年度分行政評価 最終評価一覧

    施策の目標、方向性の判断理由・課題や改善すべき点、今後の方向性などについては、以下のファイルをご覧ください。

    また、事務事業評価シートは政策協働課の窓口で公表しています。

    令和4年度分行政評価(総合計画掲載順)

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    お問い合わせ

    阿久比町役場総務部政策協働課企画政策係

    電話: 0569-48-1111 内線1310・1311  ファックス: 0569-48-0229

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