伝統
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於大の方
徳川家康の母として、阿久比城主・久松俊勝の妻として、乱世を強く生き抜いた女性。洞雲院に遺髪墓があります。ここで毎年3月に於大の方が営んだ観音せんぽう会に由来する「おせんぼ」が行われます。
於大の方の肖像画
山車
毎年、4月上旬から下旬にかけて町内4地区で繰り広げられる山車絵巻。勇壮な山車の曳き廻し、からくり人形、三番叟などそれぞれ華麗な伝統芸を披露してくれます。また精緻を極めた彫刻、金糸銀糸で彩られた水引なども大きな見どころ。山車はいわば「動く芸術品」であり、5台の山車がそれぞれ町指定文化財となっています。
祭礼で曳き回される2台の山車
虫供養
毎年秋分の日に行われる虫供養は、平安時代に農作業の犠牲になった虫たちを供養するために念仏を行ったことが始まりとされています。現在は、町内13地区の持ち回りで行われます。
小さな命にも慈しみの心を持つ、阿久比町の民俗信仰行事です。(県指定無形民俗文化財)
百万遍念仏の様子
知多四国霊場
弘法大師空海が諸国行脚の途中知多の風景が四国に似ていることに驚かれた。福住の農家に生まれた岡戸半蔵ら3人が、文政7年(1824)、知多四国八十八カ所を開創。そのうち5カ所の札所が阿久比町内にあります。
興昌寺境内(福住)