町の花・木
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阿久比町の花

うめの花
醍醐天皇の延喜元年(西暦901)菅原道真が九州に左遷されたとき、一族が各地に流され、そのうち孫雅規(一説に第五子敦茂)も知多の地に配流の身となりましたが、後に罪を解かれて「英比」の土地をいただき善政をしきました。
また、祖父道真を慕って北原天神をまつりましたが、道真が梅を大変愛したことはよく知られています。雅規(英比丸)の子孫で坂部城主になった久松家は、梅ばちを家紋としました。このようなゆかりで、梅の花は古くから本町の紋所となり、小中学校の校章にも使われています。
昭和51年11月1日制定

阿久比町の木

もちのき
この木は、いわゆる雑木というべき木で、太平洋に面した地域に広く自生する常緑の高木で雌雄の別があり、高さ10m以上、直径1m以上にも達するものもあります。
防風、防火の役を果たすのみでなく、庭木盆栽、垣根にもなる重宝な木です。もちは父母、兄弟、養子ともに敬愛し、親近相和することばとして古く「万葉集」にもうたわれています。
町民がこぞって健康に恵まれ、いつまでも生命豊かにお互いに助け合い明るく、住みよい町づくりを象徴するものとして、もちのきを阿久比の木として制定しました。
昭和51年11月1日制定