「2016ほたるサミットin阿久比」を開催しました
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自然と人間の共生 ホタルを守ろう
ホタルの里づくりを推進する全国6市町の代表者が6月18日、阿久比町に集い、「2016ほたるサミットin阿久比」を開催しました。ホタル保護を通じて「自然と人間の共生」を目指すことを全国へ発信しました。
ホタルを通して自然環境をどのように守っていくかを、今一度考える機会となり、次世代へ「ホタルの光」を引き継いでいくための、実り多きサミットとなりました。
ほたるサミットとは
「ほたるサミット」は、ホタルの保護を通じて、自然環境を悠久に守る道を模索するため、ホタルの里づくりを推進する市町の代表者が一堂に会し、活力あるふるさとづくりを考える交流の場です。
今回サミットに参加したのは、和歌山県紀の川市、岡山県真庭市、福岡県北九州市、山口県下関市、滋賀県米原市、そして阿久比町の6市町です。
プログラム内容
チアダンスチーム「チアキッズGOGO」によるオープニングに始まり、開会式、東部小学校による活動報告、ほたるフォーラム(参加市町の意見交換)、共同宣言発表、次回開催地への引継式を行いました。
また、サミットを記念して、大学教授の武田邦彦さんが「私たちの生活と環境」と題し、講演を行いました。
東部小学校 活動報告
東部小学校の児童たちが学校での取り組みについて報告しました。同校では、全児童がホタルを通じて環境について学ぶ「ホタル学習」に取り組み、ホタルの飼育活動を行っています。発表には、スライドや動画を使い、ホタルを世話する大変さや、やりがいなどを語りました。
ほたるフォーラム
6市町の代表者が意見交換をする「ほたるフォーラム」では「自然と人間の共生 ホタルを守ろう」をテーマに、ホタル保護に関する歴史や、地域づくりなどを報告しました。阿久比町からは、「あぐいほたるの日」や「ホタルと一緒に自然を守らナイト」を制定し、ホタルの保護や自然環境の大切さを考える機会としていることなどを発表しました。
ほたるフォーラムを行う参加市町の代表者
共同宣言・引継式
フォーラムの後には、ほたるサミット参加6市町の首長名で、「共同宣言」を読み上げ、ホタルの保護活動を通して多様な生物の保全を推進することなどを確認しました。
最後に、阿久比町長から紀の川市長へ、次回開催地の引き継ぎが行われました。
共同宣言を読み上げる竹内町長
次回サミット開催地紀の川市へ引き継ぐ