ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

あしあと

    阿久比短歌の会「風」作品

    • [更新日:
    • ID:5217

    阿久比短歌の会「風」

    六月 定例歌会作品
    作品
    作者
    惜しまれて逝きたる夫の親友の今は蓬けて言葉なく笑む講師 中野 富恵子
    文字避ける米寿の人へ絵手紙で元気を送るはればれあると
     富田 麻予
    連休に孫たち多勢集まりぬ晴れ渡る空にバーベキューする
     南 比左子
    夕陽の中舫う漁船を見回るか海鵜が一羽艫めぐり行く
     木下 由香理
    逃げ惑うメダカの群れにポイを入れゲットした子の笑顔弾ける
     大村 浩嗣
    春雨の振りたる後の青柳は糸縒りの如緑深まる
     榊原 紘子
    老いし夫昼夜分からず睡りなり吾が傍らに赤子の如く
     山下 喜美子
    老い二人勝手耳なればかみ合わず会話がけんか呼びまた笑い呼ぶ
    馬見塚 まり子
    いつか読む読むとき来ると残しおく「積読書籍」処分はつらし
     山口 道子
    満開の御衣黄桜友から来(く)スマホ画面を華やかにして
     稲葉 富子
    武家屋敷しだれ桜の咲く庭に思いがけなくシラネアオイあり
     大村 峯子

    お問い合わせ

    阿久比町文化協会事務局
    電話: 0569-48-1111 内線1501