山車
[2016年10月27日]
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阿久比町には町指定有形民俗文化財である山車が宮津地区に2輌、萩地区、横松地区、大古根地区に各1輌、計5輌あります。
毎年4月になると、各地区の神社では今年の豊作を祈る春祭りが行われ、勇壮な山車の曳き回しやお囃子、三番叟などが奉納されます。夜には宵宮といわれ、提灯をつけた山車が見られます。
宮津北組山車は知多型に属し、建造年は彫刻に瀬川冶助重光や岸幕角三郎の名があることから、安政7年(1860)頃だと考えられます。
瀬川作の壇箱「加藤清正朝鮮の役」や脇障子「源頼政鵺退治」は独特の細やかな彫刻が山車によく調和しています。
からくりの「恵比寿・大黒と唐子」は祭礼の際に奉納されますが、作者・年代ともに不明です。
宮津熱田社祭礼日
毎年4月の第3土曜・日曜日
阿久比町大字宮津字宮本29
南社山車は知多型に属し、建造年は南社永代帳から宝暦元年(1751)以前であったことがわかります。
壇箱の彫刻は遠州(現在の静岡県)の増井時三郎の作品です。水引の「金糸の龍」は天保4年(1833)の製作で、作者は不明です。
宮津熱田社 祭礼日
毎年4月の第3土曜・日曜日
阿久比町大字宮津字宮本29
八幡社山車は知多型に属し、建造年は彫刻から弘化・嘉永の頃(19世紀中頃)だと推測されます。
彫刻は壇箱「力神」をはじめ岸幕角三郎の作品が大部分です。
大古根八幡社 祭礼日
毎年4月の第3土曜・日曜日
阿久比町大字植大字柿崎11
萩大山車は知多型に属し、明治44年(1911)に建造されました。彫刻はそのほとんどが彫常一門により製作されています。
萩地区は昔からの細い道と坂が多く、特に萩大山祗神社前での曳き回しは「急坂おろし」と言われています。
萩大山祗神社 祭礼日
毎年4月の第2土曜・日曜日
阿久比町大字萩字白山西8
横社山車は知多型に属し、町内でも比較的大型の山車です。
建造年は不明ですが、明治初頃から山車の曳き回しが行われていました。
昭和34年の伊勢湾台風以降曳き回しは中止されていましたが、地元住民の熱い願いにより平成4年から復活しました。
横松神明社 祭礼日
毎年4月の第4土曜・日曜日
阿久比町大字横松字西之海道65
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