宮津保育園の認定こども園への移行について
- [更新日:
- ID:7747
令和9年度末でほくぶ幼稚園が廃園となることに伴い、幼稚園の利用を希望する方の受け入れ先として、町立保育園の1つを認定こども園に移行する予定としておりました。
このたび、移行する園が「宮津保育園」に決定し、令和8年4月より幼保連携型認定こども園として利用を開始する予定です。今後、移行の手続きを進めつつ、園児募集等に係るお知らせをしていきます。

「幼保連携型認定こども園」とは

「認定こども園」とは
一つの施設の中に、幼稚園(教育)と保育園(保育)の両方の機能が入った施設で、幼稚園募集枠(1号認定こども)と保育園募集枠(2・3号認定こども)の園児が一緒に園生活を送ります。なお、「幼稚園募集枠」は、ほくぶ幼稚園と同様、保護者の就労・疾病等といった保育を必要とする事由がなくても(保護者が働いている・働いていないに関らず)利用することができます。
認定区分 | 対象 | 利用できる施設 |
---|---|---|
1号認定(教育標準時間認定) | 小学校就学前の満3歳以上のこども | 幼稚園、認定こども園(幼稚園募集枠) |
2号認定(保育標準・短時間認定) | 保育を必要とする事由のある満3歳以上のこども | 保育園、認定こども園(保育園募集枠) |
3号認定(保育標準・短時間認定) | 保育を必要とする事由のある満3歳未満のこども | 保育園、認定こども園(保育園募集枠) |
3~5歳児は、1号と2号認定とでクラス分けをせず、一緒のクラスで園生活を送ります。ただし、1号認定は、教育標準時間認定のため、2号認定の園児よりも降園時間が早くなります。

「幼保連携型」とは
認定こども園の類型は、「幼稚園型(幼稚園からの移行)」、「地方裁量型(認可外保育施設等からの移行)」、「保育所型」、「幼保連携型」があります。下図のとおり保育園からの移行の場合、選択肢は「保育所型」と「幼保連携型」の2つとなります。

移行する認定こども園は、阿久比町子ども・子育て審議会およびほくぶ幼稚園PTAから、ほくぶ幼稚園が培ってきた幼児教育(伝統、理念等を含む)を引き継ぐよう答申、意見等を受けておりますので、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」に基づく保育および教育を提供し、児童福祉施設かつ学校に分類される「幼保連携型」といたします。

今後の予定
年 | 月 | 項目 |
---|---|---|
令和7年 | 8月 | 幼稚園募集枠の園児募集・入園申込受付 |
9月 | 保育園募集枠の園児募集 | |
10月 | 保育園募集枠の入園申込受付 | |
令和8年 | 3月 | 認定こども園への移行に係る県の認可 |
4月 | 認定こども園として開園 |

その他の事項について

利用料
保育料については、ほくぶ幼稚園や宮津保育園と同様、幼児教育・保育の無償化の対象であるため、無料(ただし、給食費・絵本代等は除く)です。

定員
今後、町全体の園児数が減少していく見通しを考慮し、保育室の増設等は行いません。そのなかで在籍園児数(保育園募集枠)の受け入れを継続したまま、必要な幼稚園募集枠を確保するため、宮津保育園の現定員(園全体で260人)の中で設定しました。

給食
ほくぶ幼稚園や宮津保育園と同様、弁当持参ではなく、これまでどおり給食を提供します。

送迎
ほくぶ幼稚園で運行している園児送迎バス(令和8年度末に廃止)は、移行する認定こども園では運行いたしません。

PTA
宮津保育園には、「保護者会」があるため、移行する認定こども園においてもPTAではなく、保護者会を存続させる予定です。

行事等
ほくぶ幼稚園や宮津保育園を含む町立園の保育士は、幼稚園、保育園、児童発達支援事業所、子育て支援センター等へ人事異動があり、統一カリキュラムや合同研修を通し、各所のノウハウを共有しています。このため、行事は現状においても幼稚園と保育園に大きな差がなく、同じ様に遠足、七夕会、芋掘り、運動会、生活発表会等を行っており、移行する認定こども園でも継続実施する予定です。
お問い合わせ
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます