水切り不要な生ごみ処理機「キエーロ」

キエーロとは、木製の箱の中に黒土を入れ、生ごみを地中に埋めて、黒土に含まれるバクテリアにより生ごみを分解し、消滅させる生ごみ処理機です。
分解には日光と風と適度な水分が必要で、日当たりが良く、風通しが良い軒下、ベランダに設置します。
面倒な水切りは必要なく、古い天ぷら油なども処理することができます。

(1)黒土（ホームセンター等で市販されているもの）150～200リットルをキエーロ内に入れ、深さ20cm位の穴を掘って生ごみを入れます。
穴が浅いと臭いがしたり、虫が寄ってきます。

(2)土と生ごみをよく混ぜます。この作業が一番重要です。
土と触れ合うことで生ごみの分解が進みます。
土と生ごみの見分けがつかなくなるまでよく混ぜます。
大きい残菜はシャベルで砕きます。

(3)乾いた土をかけて作業終了。
乾いている土が臭いを防ぎ、虫を寄せ付けません。
前回埋めた場所も空気を入れるように混ぜると、分解が促進されます。分解するまで、夏季は5日、冬季は2週間ほどかかるため、埋める場所を変えながら、順番に埋めていきます。