高齢者おかえりサポート事業について
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高齢者おかえりサポート事業について
「高齢者おかえりサポート事業」とは、認知症により在宅高齢者が行方不明となった場合に、高齢者の特徴や緊急連絡先などをあらかじめ役場に登録することで、早期発見と事故の未然防止などにつなげる事業です。
登録時に配布する「おかえりサポートシール」を靴や衣類、杖等の持ち物に貼っていただくことで登録者が困っている時などに声掛けや通報など、周囲から手助けを得られやすくなります。
おかえりサポートシールはQRコード記載と登録番号記載の2種類です。
また、登録者が偶然の事故によって他人の物を壊すなどの法律上の損害賠償に備えて個人賠償責任保険に加入(自己負担なし)します。
行方不明などの緊急時には、捜索に役立つように警察署や消防署などに登録情報を提供します。

登録対象者
阿久比町に住民票があり、居住している方で以下のいずれかに該当する方。
ただし、施設等に入所している方を除きます。
- 65歳以上で認知症状または認知症の疑いがある方
- 65歳未満で認知症状がある方
- 認知症以外の理由により、行方不明になる可能性がある方で町長が必要と認める方
*認知症(疑い)の判定は診断書または介護保険の認定を受けている方は介護認定申請時の主治医意見書にて確認します。診断や介護認定を受けていない方は登録者本人と面談の上、チェックリストによる聞き取りを実施します。

登録に必要なもの
- 対象者の胸より上の写真と全身の写真を各1枚(サイズはL版程度の大きさ)
*写真はできるだけ最近撮影したものを持参してください。

おかえりサポートシール(QRコード記載)
衣類や杖等に貼ることで、発見・保護された時、発見者がスマートフォン等でQRコードを読み取ることで、専用伝言板(どこシル伝言板)が表示され、お互いの個人情報に触れることなく、発見者と家族がいつでも伝言板機能を使って連絡を取り合うことができます。尚、QRコードを読み取れない場合は、QRコードの下に記載されている番号AA0000(数字4桁)を阿久比町役場までお電話でお知らせください。

QRコード記載の見本
どこシル伝言板の案内
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

おかえりサポートシール(登録番号記載)
黄色地で登録番号が記載されています。 5足分、10枚お渡しします。

利用料等
無料

個人賠償責任保険の内容
法律上の損害賠償責任を負うこととなった場合、最大3億円を補償します。自己負担はありません。阿久比町が契約者となり個人賠償責任保険が適用されます。障害保険(傷害死亡・後遺障がい)の加入はありません。

皆さんへのお願い
おかえりサポートシールを衣類、靴、杖などに身に付けている高齢者が以下の状況にある場合は、「どちらへ行かれますか」「何かお困りのことはありませんか」など、声を掛けてください。
- 夜間、早朝などに一人でいた場合
- 道端などに座り込んでいた場合
- 赤信号でも横断しようとする、交差点で車道に踏み出して信号を待つ、車道を歩くなど危険な行動が見られた場合
- その他、困ったような様子が見受けられた場合
明確な反応が無かった場合、QRコードが読み取れない場合は、阿久比町役場にお電話をください。夜間または対象者が、けがをしているなど緊急性がある場合は警察署または消防署へ通報してください。

関連事業
行方不明者の発生時、情報メールで配信する事業です。誰でも登録可能です。多くの方に登録していただくことで早期発見、保護に繋がります。
おかえりサポート事業申請書1
おかえりサポート事業申請書2