第5次阿久比町総合計画基本方針

第4次阿久比町総合計画は、平成14年度から平成22年度までの長期計画として策定され、「調和の中で豊かに実るまち阿久比」を目指したまちづくりを推進してきました。

この間、急速に進行する少子高齢化、金融危機の急拡大による産業を取り巻く環境の急激な変化、安全・安心への意識の高まり、情報化・国際化の一層の進展、自然環境保全意識の高まりなど、本町を取り巻く社会・経済情勢は大きく変化し、さまざまな分野に大きな影響をもたらしています。また、三位一体改革や市町村合併、地方分権改革推進法により、分権型社会への進展はますます顕著になるものと考えられ、今まで以上に自律できる自治体づくりに向けた積極的な取り組みが求められています。

こうした内外の動向に的確に対応するとともに、安全で、安心して暮らせる、安定したまちづくりを基本に、都市的機能を備え、自然に恵まれた利便性の高い住みよいまちを念頭に置き、第5次阿久比町総合計画を策定します。

総合計画は、平成22年11月をめどに策定し、平成22年12月議会に基本構想の提案を目標とします。

この計画策定にあたっては、庁内に策定組織を設置するとともに、住民参画・協働のまちづくりを実現するため、多くの町民の皆さまに、まちづくりに関心を持っていただき、参加していただく機会の拡大に努め、意向を十分に把握しながら進めます。

第5次阿久比町総合計画

基本構想は、西暦2020年（平成32年度）を目標年次としています。

基本計画も同様に、西暦2020年（平成32年度）を目標年次としており、計画期間は平成23年度から平成32年度までです。

策定期間は、平成21年度と平成22年度の2カ年で策定します。

• 現状の把握
• 基本構想（案）
• 基本計画（案）
• 総合計画審議会（報告）

• 総合計画審議会（審議）
• 議会議決
• 実施計画
• 印刷・製本

1. 住民参画による計画づくりにするため、住民アンケート、まちづくり懇談会、パブリックコメントに加え、協働参画として町民まちづくり会議からの提言など、住民の意見を反映させるとともに、総合計画審議会の委員には公募委員も含めます。
2. わかりやすい計画にするため、できるだけ平易な表現を心がけ、専門性の高い用語については、注釈をつけます。
3. 策定作業は全職員参加の体制で策定します。
4. 専門機関に、計画策定に必要な調査・分析および助言・指導を委託します。

第5次阿久比町総合計画策定会議設置要綱により、策定会議に、策定委員会・策定部会・作業部会を置きます。

また、事務局は総務部企画財政課が担当し、事務局長は総務部長です。

1. 現状と課題のまとめ（第4次総合計画の進捗状況およびまとめ）
2. 住民アンケートによる住民意識の把握
3. まちづくり懇談会による各地区の現状と課題のまとめ
4. 分野別グループに分かれた町民まちづくり会議による現状と課題の把握およびまちづくりの具体的な施策の提案などのまとめ

1. 「まちづくり」の目標設定
2. 目標人口の設定
3. 土地利用構想の設定
4. 基本目標と施策の大綱の策定

将来像を実現するための各部門別推進計画の策定

基本計画の分野別グループに分かれた町民まちづくり会議に基本計画案を提示して提言をもらう