学校施設耐震診断および状況
- [更新日:
- ID:37

学校の耐震化について

耐震診断結果および耐震化状況の公表について
阿久比町では子ども達が安全で安心して学校生活を送れるように、小中学校の校舎耐震補強工事を行いました。耐震診断はすべての校舎が終了しています。
耐震補強工事が必要な校舎については、平成15年度東部小学校屋内運動場耐震補強工事を皮切りに、町の重点事業として積極的に取り組み、平成22年度10月に全て完了しました。
学校ごとの耐震診断結果および耐震化状況は下表のとおりです。(国の基準に基づいているため、昭和57年以降に建築した建物は対象外としています)
学校名 | 建物区分 | 建築年 | 保有面積 (平米) | Is値 | 補強後 Is値 | 耐震化状況 |
---|---|---|---|---|---|---|
東部小学校 | 北校舎 | S42 | 2,163 | 0.37 | 0.70 | H20年度完了 |
南校舎 | S50 | 1,961 | 0.47 | 0.70 | H20年度完了 | |
屋内運動場 | S49 | 999 | 0.57 | 0.75 | H15年度完了 | |
英比小学校 | 南中校舎 | S36 | 791 | 0.45 | 0.71 | H21年度完了 |
南東校舎 | S41 | 817 | 0.64 | 0.76 | H20年度完了 | |
北校舎 | S47 | 1,999 | 0.39 | 0.71 | H21年度完了 | |
屋内運動場 | H19 | 1,204 | ― | ― | H18年度完了 新築 | |
草木小学校 | 北東校舎 | S43 | 1,127 | 0.47 | 0.72 | H21年度完了 |
南校舎 | S54 | 1,556 | 1.24 | ― | 補強不要 | |
南部小学校 | 北校舎 | S41 | 2,489 | 0.31 | 0.70 | H20年度完了 |
南東校舎 | S53 | 966 | 0.97 | ― | 補強不要 | |
屋内運動場 | S55 | 1,000 | 0.90 (q値0.93) | 0.98 (q値1.00) | H21年度完了 | |
阿久比中学校 | 北校舎 | S46 | 4,167 | 0.30 | 0.71 | H20年度完了 |
南東校舎 | S52 | 1,569 | 0.90 | ― | 補強不要 | |
木工金工室 | S46 | 576 | 0.50 | 1.55 | H22年度完了 | |
屋内運動場 | S48 | 1,509 | 0.60 | 2.01 | H22年度完了 |
補足説明
Is値とは、1981年(昭和56年)以前の旧の耐震基準で設計された建物は、設計法が異なるため、現在の基準に基づいた検証では正しく把握することが困難です。このため、耐震診断では柱や壁の強度を計算し、構造耐震指標という指標を用いて耐震性を判断します。
- Is値目安0.3未満:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性が高い。
- 0.3以上~0.6未満:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性がある。
- 0.6以上:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性が低い。
q値とは、保有水平耐力に係る指標であり、建物がどの程度の水平力まで耐えられるかを表します。
- q値目安0.5未満:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性が高い。
- 0.5以上~1.0未満:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性がある。
- 1.0以上:大規模な地震に対し、建物の倒壊または崩壊の危険性が低い。(学校施設についてはq値1.0未満の建物が耐震補強工事の対象となります)