広報 あぐい
2008.07.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(89)

□問い合わせ先  防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

大雨に注意

地域によって違いますが、6月から7月中旬ころまでは梅雨の季節です。

この地方では、過去に「伊勢湾台風」「東海豪雨」などの台風・大雨により幾度となく大きな被害にあっています。

地震と違い気象予報で確認できますが、局地的な集中豪雨や小河川の氾濫までは予測できません。また、深夜の災害の場合は、救助や避難が非常に困難になります。

早めに自主避難される場合は、各地区で組織されている自主防災会に連絡をしてください。一人暮らしの方や1人では避難の困難な方は、日ごろから支援をお願いしている方にも連絡をしてください。自主防災会は、役場に設置する災害対策本部と連絡をとりながら、避難所の開設準備に入ります。

梅雨の季節に家庭や職場での防災対策を再点検しましょう。

1時間の雨量 予報用語 人の受けるイメージ・影響など
10mm〜20mm やや強い雨 ザーザーと降る。地面からの跳ね返りで足元がぬれる。
20mm〜30mm 強い雨 傘をさしていてもぬれる。車ではワイパーを速くしても見づらい。
30mm〜50mm 激しい雨 道路が川のようになる。
50mm〜80mm 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。
80mm以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感じる。
【過去の災害発生時の最大時間雨量と総雨量】
昭和49年7月25日集中豪雨 56.5mm (25日午後3時〜午後4時) 総雨量179.5mm
昭和51年9月12日集中豪雨(台風17号) 63.5mm (12日午前8時〜午前9時) 総雨量370.5mm
平成12年9月11日東海豪雨 85.0mm (11日午後8時〜午後9時) 総雨量608.5mm

風水害の対策

台風、雨風に関する気象情報、町や防災関係機関などからの情報を聞く。
停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオの準備をする。
断水に備えて、飲料水の確保をする。
避難に備えて貴重品などの非常持出品の準備をする。
浸水のおそれがある場合は、家財道具などを高い場所へ移動する。
被害が予想される場合は、お年寄り、乳幼児、病人などを安全な場所に避難させる。
家族で避難場所や一緒にいない場合の連絡方法を確認する。
  防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。


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