第156号 平成25年1月15日発行

常任委員会レポート

防犯カメラ(設置例)
庁舎は被災後解体された。
仮設庁舎の前で(亘理町職員と共に)

 仙台空港に到着後、周辺の被災地の現状を視察しながら、亘理わたり町役場へ向かった。宮城県南東部、阿武隈川と太平洋に面した農業を中心とした産業構造の町。人口3万3,000人。町の中央に常磐自動車道が走り、津波被害で生と死を分けた道と言われていた。

 当委員会からの調査事項に詳細にお答え頂き、発災直後から現在までの進捗状況、災害対策と震災復興について学ぶことができた。


防犯カメラ(設置例)
被災建物 現在も随所に残されている

 亘理わたり町では、平成23年末に策定された復興計画のもと、復興財源とマンパワー(派遣職員)の確保、企業誘致、雇用など今後の課題に向け着実に取り組まれている。

 復興途中での視察の受入に感謝し、「新生亘理わたり町」の早期復興と発展を願う。

(竹内 一美 議員)