一般質問 町政を問う > 都築 重信 議員
問 高齢者の地域福祉の現状は
答 現在11事業のサービスを実施
高齢化が叫ばれる中、阿久比町住民の方々が、幸せで充実した人生を送っていただくために、いろんな方策を考えていく必要があるかと思われる。
また同時に若い世代には大きな負担をかけることのないよう、配慮を行う必要がある。
そんな中で現在、阿久比町で行っている高齢者の地域福祉について内容を伺う。
高齢者への声掛け
高齢者の地域福祉事業には、どのようなものがあるか。
常時徘徊癖のある高齢者の方に、発信機を携帯させることで、緊急時における本人の位置確認を行う「徘徊高齢者家族支援サービス」がある。
高齢者の見守りについて、現在実施している事業はあるか。
配食サービス事業による安否確認を行っており、平成23年度実績では106人の方が登録されている。
高齢者への緊急通報装置設置について伺う。
緊急通報装置設置事業は、高齢者の身の安全を確保する重要な事業で、平成23年度実績では69世帯の利用がある。
問 阿久比町農業の今後は
答 人・農地プランを作成中
農業者は野菜、米、畜産物等の食料の生産、人々の癒しをはかる切り花、鉢物等の生産販売を通して、皆様に喜んでいただけるよう日々努めている。
最近日本はTPPという外圧を受けようとしている。日本の農産物の関税は決して高くはなく、世界最高水準にオープンになっている。
しかしながら関税の完全撤廃となれば大きな影響をうける。
国内では人・農地プランの作成が全国で行われている。阿久比町においても今後の農業のあるべき姿を考える機会になると思う。
阿久比町農業の今後の方向について伺う。
金ゴマの栽培(板山)
人・農地プランの現在の進捗状況について伺う。
農業委員会や主要な農業者の団体に、計画作成の目的やスケジュールを説明し、7月下旬には、計画内容の検討・評価を行う「阿久比町 人・農地プラン検討会」を設立した。
8月下旬に、小学校区を単位とする地域ごとに農家の話し合いを開催し、地域における現在の問題点や、将来の計画について、意見交換を行った。
現在、計画の素案を作成中で、今後検討会や農家の意見を聞いて、年内の作成を目指す。
TPPに対する阿久比町の現在の考え方を伺う。
例外なき関税撤廃が行われると、町の農業は多大な影響を受ける。協定交渉は、国家の外交政策の問題でもあり、動向を注視したい。