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いきいきボランティアグループ9 |
声の広報「あいうえお」 |
視覚障害者も平等に |
福祉は行政のサービスと共に、多くのボランティアによって支えられている。
町内で活躍するボランティアグループを紹介します。 |
声の広報「あいうえお」は発足3年足らずの若いボランティアグループです。毎月2回発行されている「広報あぐい」と年4回発行の「阿久比の福祉」をCDに焼きつけし、社会福祉協議会を通じて目の不自由な方へお届けするという活動をしています。会員数は現在6名です。原則として広報は1日と15日に発行されますので、すぐその日に会員が集まりまして打ち合わせに入ります。各自の担当部分の振り分けをし人名・地名等、難しい読みを役場の企画財政課におたずねして読みの確認を致します。この打ち合わせは大体半日で終わり、いよいよその2、3日後に録音に入ります。録音の日は、まずボランティアセンターで機械を受け取り、公民館の一室で録音できる状態に機械をセットします。マイクの前で録音している人の回りには読みのチェックをする人が数人いまして、より正確な声の広報になるよう、気を配ります。録音は大体5、6時間かかり出来上がったものをボランティアセンターに渡しまして、ここで私共の作業は終わりとなります。録音中は緊張の連続ですが、完成しますと何とも言えない充実感が沸き上がってきます。この充実感を共有してみませんか。こういう事に興味をお持ちの方、是非「あいうえお」に御入会下さい。
代表 松尾万里子
◆活動日◆
広報発行日の午前中
(打ち合わせ)
その2、3日後(録音)
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あいうえおのメンバー |
録 音 風 景 |
編集後記 |
5年半に及ぶ小泉内閣が終り、安倍内閣がスタートした。
初めての戦後生まれの総理大臣、「美しい国、日本」を提唱している。
私たちの住む阿久比はどうだろう。
安全、安心、そしてホタルの住める「美しい阿久比」を目指して私たちも努力しなければと思う。
見た目の美しさは今開かれている「みんなの菊花展」を始め町民一人ひとりの花を育てる気持ちが大切と思うとともに、やがてそれが内面的な美しさにつながるのではないでしょうか。
編集委員 石川 英治
稲葉 景久
岡戸 宏之
澤田 道孝
新海 鋭一
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