第200号 令和6年2月1日発行

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竹内 卓美 議員

竹内 卓美 議員(新進会)

地域防災力としての
消防団の在り方と町の責務

団員の負担軽減を図りながら
団員確保に努める

   …町長   …副町長        
  …総務部長   …民生部長   …建設経済部長   …教育部長
 全国的に消防団員不足が深刻になっているが、阿久比町も例外ではなく、令和5年4月1日には第4分団の団員が0人となり、分団としての活動ができなくなった。
 消防団の分団再編も含め検討されているようだが、地域防災力としての消防団の在り方と町の責務について考え、災害時、消防団が有効に活動でき、阿久比町の減災に貢献できる体制作りをすることが重要である。
 消防団は地域防災力の中核とされている。本町の考える地域防災力の中核とはどういうことか。
 地域の実情を熟知し、専門的な知識・技能を有する消防団は、地域のつなぎ役としても重要な役割を担っており、地域防災力の中核であると考えている。
 団員確保に向け阿久比町が行ってきた取組み内容と評価。
 広報あぐい、ホームページ、各種イベント等で団員募集の広報活動を実施しているが、団員数は年々減少している。
 消防団の条例定数の考え方。
 火災鎮圧・予防などの業務の遂行に必要な団員数で、現状の団員数の状況を踏まえ、一定の増員ができる定員としている。
 現役消防団員の消防団離れを防ぐため、行事等どんな見直しを考え、いつ頃結論を出すのか。
 式典等の統合、簡素化など消防団と協議しながら見直していく。
 令和6年2月に、来年度に実施する行事を決定する。
 機能別消防団員・分団とはどんな制度で、本町には何人の団員がいるのか。
 特定の活動、役割のみに参加する消防団員のことで、本町には11人いる。
 現役消防団員の退団理由に、就職、結婚等で阿久比町を離れ、団員資格を失う場合もある。
 新入団員確保が難しい中、隣接市町・参集時間等を考慮して、例外規定を設け団員活動を継続してもらうことはどう考えるか。
 団員資格は条例で定めている。国の考え方や近接の範囲の線引きの難しさから、例外規定を設けることは難しい。国の動向や方針を注視しながら検討していく。
 消防団員の休団制度活用が通知されている。
 多様な団員を確保する意味でも休団制度は必要と考えるが見解は。
 家庭の都合等による退団や再入団は認めている。休団制度の導入は団員の意見を聞きながら検討していく。
 外国籍の方の消防団入団は課題も多い。最大の課題は、公権力の行使。
 消防団員の行使する公権力を説明し、外国の方の入団についての見解は。
 消防団員が公権力を行使する活動は、
・消火活動
・延焼防止のための家屋の破壊
・消防車両の運転など
 公権力を行使しない活動を前提に、他の入団条件と合わせて検討する。

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