第200号 令和6年2月1日発行

 町内の誰もが、毎日当たり前のように使用している上水道の、配水場を視察した。配水場は、知多市佐布里の浄水場で浄化された水を受けて、ポンプで加圧して町内にはりめぐらされた配水管で、各家庭に配水する施設。水は、配水場で残留塩素の濃度管理や定期的な水質検査を行う。停電時には自家発電機に切り替えて稼働する。

 課題は、稼働後50年を超える老朽化管路や施設があるので改修と延命化が必要なこと。

 町民の重要なインフラである上水道は、その給水量確保、品質管理、施設の定期点検、維持管理や安全対策など、町職員はじめ様々な人の手でその運用が成り立ち、守られていることを痛感した。

◇資料の参照元
・現地視察時の取材
・町水道ビジョン
・町水道事業経営戦略

(副委員長 鈴村 算久)

 英比保育園内にある「てくてく」は阿久比町で最初に療育を始めた施設で、現在親子クラスのほし組が7名、単独クラスのにじ組が4名通園している。

 2歳児から就学前の子どもが対象で、一人ひとりに合わせた個別支援計画に基づいて療育を行っている。

 機能訓練として作業療法士や言語聴覚士の専門職員が指導している。

 発語より人とのコミュニケーションを大事にし、人と繋がりたい、関わりたいという気持ちを育てるようにしている。

 ほし組からスタートし、親子関係をしっかり作り、良好になるとにじ組に移る。

 初めは自分しか見えていない子どもが、クラスの友達への興味が広がり、困っている時に自分から発信する力がついてくるようになり、人に頼ることを知る。

 ほぼマンツーマンの指導で、子どもたちへの支援の他に家族への支援も行っている。

 子どもたちへの指示は目で見てわかるような表示にしている。身辺の自立・トイレ・身支度等ができるようになると普通クラスや他の園への転出もある。

 保育士・ボランティアも含め、手厚い支援ができていると感じた。

(副委員長 廣瀬 実)