阿久比谷虫供養が開催されます~今年は福住地区で開催~
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愛知県無形民俗文化財に指定されている阿久比谷虫供養が、9月23日(火曜日・祝日)に福住地区で開催されます。
どなたでもお参りしていただけます。

虫供養とは
虫供養とは生き物すべての命を敬い、自然の恵みに感謝する大切な行事です。
平安時代の終わり頃から阿久比町でも行われ、東浦・知多・常滑と共に「知多の虫供養行事」として、愛知県無形民俗文化財に指定されています。
現在、阿久比町では町内各地区の持ち回りで当番を受け持ち、当番になる地区では土用干しなどの行事を1年をかけて行い、虫供養当日を迎えます。
行事当日は導師(どうし)の先導で同行衆(どうぎょうしゅう)による念仏が唱和され、道場や小屋にはそれぞれ掛軸がまつられます。
また、会場内に建てられた大塔婆(おおとうば)の下の砂山を小さな子どもに踏ませると「かんの虫封じ」になると伝えられています。
永い歴史があり、戦乱に巻き込まれ中断もしましたが、根強くよみがえった虫供養行事は、まさしく町民の誇り得る伝統行事です。
この伝統ある民俗行事をぜひ会場でご覧ください。
念仏を唱える同行衆
大塔婆の下の砂山を踏む子ども

日時
9月23日(火・祝)午前9時~午後3時
※午後1時より百万遍念仏開始

場所
興昌寺(知多郡阿久比町大字福住字東脇10)

チラシ
阿久比谷虫供養のチラシ【会場への行き方や掛軸等について紹介】