ひとりで悩みを抱えないで(こころの相談)

ストレスは誰にでもあります。しかし、溜めすぎるとこころや体の調子を崩してしまうこともあります。

ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなるなど、何かしらストレスサインが出ているものです。気づかないままストレスを受け続けると、さらに調子をくずしてしまうことがあります。
まずは自分のストレスサインを知っておくことが大切です。
そして、そのサインが出ていないかどうか、ときどき自分の状態を観察するようにしましょう。
自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。

いくつかのセルフケア方法をご紹介します。

(1)しっかりと睡眠をとるようにする

睡眠不足が続くと、思考力の低下やからだの不調など、さまざまな影響が出現します。睡眠はこころとからだをリセットするための大切な時間のため、疲労を感じたら早めに就寝するようにしましょう。

(2)適度な運動[散歩やストレッチ]を行う

運動には、ネガティブな気持ちを発散させたり、こころとからだをリラックスさせ、睡眠のリズムを整える効果があります。頑張りすぎると疲れてしまうので、1日にたくさん運動をするのではなく、継続して行えるようにしましょう。

(3)意識的に“自分のための時間”を作るようにする

自分の好きなことに夢中になると、日々のストレスから離れることができます。

(4)周囲の人に、自分の気持ちや悩みを話してみる

自分の感情や思いを誰かに伝えることで、ストレスを解消させます。
人に話すことで、自分の考えが整理できたり、イライラ感や不安感などを落ち着かせる効果があります。

自分なりの工夫を続けていてもうまくいかないときは、早めに専門家へ相談するようにしましょう。

もしあなたがつらいと感じていたり、傷ついていたりする場合は、一人で抱えこまず、誰かに悩みをうちあけてみましょう。　　　　

そのつらい思いを言葉にし、誰かに伝えてみませんか。
あなたの力になる場所が、人が、必ず傍にいます。
あなたは一人ではありません。

身近な人に話しにくい時は、電話やラインで相談ができるところがあります。

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