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    阿久比の自然・文化

    • [更新日:
    • ID:7151

    自然・文化

    阿久比のたからもの・ホタル

    阿久比のホタル

    初夏の訪れを告げるように、夕暮れに淡い幻想的な光の舞を見せてくれるヘイケボタルは町の宝物です。豊かな自然環境でなければ生存しないと言われるホタルは、環境のバロメーターとして重要な役割を果たしています。ホタルが生息できる環境を後世に残していくために、ヘイケボタルの分布調査や保護などの活動に取り組んでいます。

    季節の訪れを感じる・花かつみ

    色鮮やかに咲く花かつみ

    阿久比町では6月に鮮やかな紫色の花を咲かせる野花菖蒲のことを「花かつみ」と呼んでいます。室町時代に伯耆(ほうき)の国(今の鳥取県)から草木の下芳池に移植されたと伝えられ、桶狭間の合戦の際に、徳川家康の生母「於大の方」が家康の武運長久を願い、「花かつみ」の「勝つ」という名前に思いを込め、仏前に捧げたという伝説も残っています。

    やさしい自然の風景・権現山とヒガンバナ

    一面に咲くヒガンバナと奥に権現山が見える写真

    町南部にある権現山は、新美南吉の童話「ごんぎつね」の舞台になったと言われ、近年でもその森で野生のキツネが発見されたという報告があります。また、毎年秋になると、ふもとを流れる「矢勝川」の堤防には、地域の皆さんが植栽した多くのヒガンバナが真っ赤に咲き誇り、たくさんの人が訪れる観光スポットとなっています。

    貴重な自然が残る・板山高根湿地

    シラタマホシクサにとまるハッチョウトンボ

    昭和40年代以降、休耕地となっていた板山高根湿地は、貧栄養の土壌や湧き水が弱酸性の水質を持っていたことが幸いし、湿地性の植物が生育するようになりました。日本最小のハッチョウトンボをはじめ、白い可憐なシラタマホシクサや食虫植物のトウカイコモウセンゴケなど多種多様な生物の宝庫として、現在町が保護し、限定公開しています。

    徳川家康の生母・於大の方

    於大の方の肖像画

    於大の方は家康を生んだ後、坂部城主久松俊勝と再婚し、阿久比の地で15年間暮らしました。家康に対しては音信を絶やすことはなく、家康が尾張に出陣のおり坂部城に立ち寄り再会を果たしたと伝えられています。関ヶ原の合戦で家康が勝利した2年後に京都伏見城で没しました。遺髪が阿久比洞雲院の墓所に分納されています。

    伝統と誇り息づく 阿久比の山車

    大古根地区、萩地区、横松地区の山車の写真

    毎年4月に各地区の神社では春祭りがあり、勇壮な山車の引き回しやお囃子、三番叟などが奉納されます。町指定有形民俗文化財の山車が宮津地区に2輌、萩地区、横松地区、大古根地区に各1輌の計5輌あり、精緻な彫刻や絢爛な水引は、歴史と伝統の技に彩られた芸術品です。夜には宵宮といわれ、提灯を付けた幻想的な山車を見ることができます。

    受け継がれる伝統行事・阿久比谷虫供養

    虫供養で念仏を唱える道場の写真

    平安時代から伝わる「阿久比谷虫供養」は、農作業の犠牲になった虫たちを供養するために念仏を行ったことが始まりとされる民俗信仰行事で、「知多の虫供養行事」として愛知県の無形民俗文化財に指定されています。現在は、町内12地区で当番を持ち回り、毎年秋分の日に行われています。

    春の訪れを告げる・知多四国弘法参り

    板山地区にある安楽寺の写真

    知多路の春は知多四国弘法参りで始まります。昔は歩いて巡礼をしましたが、現在は自家用車やタクシーでの霊場巡りに変わってきました。阿久比町内には13番の板山安楽寺をはじめ17番の高岡観音寺まで5つの札所があります。また、知多四国八十八カ所霊場三開山の一人、岡戸半蔵は阿久比町福住の出身です。

    お問い合わせ

    阿久比町役場総務部政策協働課調査広報係

    電話: 0569-48-1111 内線1310・1311  ファックス: 0569-48-0229

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