広報 あぐい
2007.01.01
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (53)

□問い合わせ先  防災交通課(内208)

各種団体を対象としたアンケート結果

○調査状況

  自主防災会 事業所 ボランティア団体
配布数 22団体 50団体 21団体
回収数 19団体 38団体 20団体
回収率 86% 76% 95%
内容 ・現状と今後の意向
・地域や他の団体との連携について

郵送による配布・回収
調査時期 平成18年8月25日〜9月15日

阿久比町地域防災ネットワーク活動推進事業の一環として、町内の自主防災会、事業所、ボランティア団体の協力を得て、各団体の防災に関する取組状況や意向などを把握し、今後の連携方法の検討材料として活用することを目的にアンケート調査を実施しました。

○調査結果【自主防災会編】前号からの続き

自主防災会が抱えている災害発生時に予想される問題点は

・災害発生時の問題として、「要援護者援護者対策」を挙げている自主防災会は9割近くに上っています。自主防災組織は平日の昼間時には機能しないといった問題点も挙げられていて、今後は医療・福祉施設やボランティアなどとのネットワークを構築しながら、これらの問題を解決していくことが必要です。

自主防災会の防災訓練状況は

・自主防災会の防災訓練は、年1回〜2回の頻度で行われ、ほとんど「会場型訓練」が行われています。今後は、「シナリオのない訓練」、「夜間訓練」、「避難所運営訓練」を実施したいとする自主防災会が半数を超え、訓練方法の指導や訓練を通じた住民の意識の高揚、ほかの防災関係団体・事業所などとのネットワークづくりが求められています。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

次号に続く。



講演をする安藤教授

防災講演会開催

12月9日、エスペランス丸山で「阿久比町防災講演会」を開催しました。

名古屋大学大学院安藤雅孝教授を講師に迎え、「東海・東南海・南海地震の被害予測と対策」と題して地震防災の講演会と、前号からこのページで掲載している防災アンケート結果の概要報告を阿久比町地域防災ネットワーク活動推進会議岸野靖彦会長が行いました。

この事業は阿久比町地域防災ネットワーク活動推進会議の主催で愛知県みんなの防災ネットワーク構築モデル事業の一環として実施しました。



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