コミュニティスクールとは、学校運営協議会を設置した学校の事で、その普及のため、文部科学省により、平成16年度の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正や、さらに活動の充実と設置の促進を図るため平成29年にさらに改正が図られた。
子どもたちを取り巻く環境や学校が抱える課題は、複雑化・多様化しており、教育改革、地方創生の観点からも、学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されている。
この課題を解決し、未来を担う子どもたちの豊かな成長のためには、社会総掛かりでの教育の実現が不可欠であり、地域でどのような子どもたちを育てるのか、何を実現していくのか目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域と一体になって地域と共にある学校づくりへ転換していくことが重要である。
学校運営協議会とは
今の地域と学校の体制をもとに、ネットワークを形成し、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、地域と学校が相互にパートナーとして、実施する活動である。
目的は次の6点
①地域や保護者と教職員との交流が活発になり、新たな出会いが生まれ、繋がりがより広く深くなる。
②子どもたちと地域の交流が深まり、子どもたちの地域社会の一員としての自覚が高まるとともに、感謝の気持ちや思いやりの心が育まれる。
③地域や保護者と教職員との思いを共有することができ、子どもたちの教育活動が充実し、豊かな学びにつなげる事ができる。
④学校業務の軽減が図られ、教職員が子どもたちの指導などに、より多くの時間を確保することができる。
⑤地域の保護者と教職員との顔の見える関係になり、学校の理解者、協力者が増える。
⑥地域や保護者から学んだことを、次の子どもたちが地域で生かすようになり、生きる力の循環が生まれる。
ほくぶ幼稚園は入園希望者が減少し、昨年6月の子ども・子育て審議会の答申を受け令和9年度末に廃園を決定された。
愛知県内54市町村の中で公立幼稚園を設置しているのは11市町だが、町では阿久比町だけである。他市町の中には、入園希望者の減少に伴い幼稚園を廃止し「認定こども園」にするなど、公立幼稚園の在り方が変化してきている。
「認定こども園」とは
一つの施設の中に、保育園と幼稚園の両方の機能が入った施設のことで、幼保連携型のこと。幼稚園枠は、ほくぶ幼稚園と同様に保護者の就労等といった保育を必要とする事由がなくとも利用可能。指導者は、保育士・幼稚園教諭の両方を取得している方となる。
町子ども・子育て審議会において、保育園全体の中で現定員を維持したまま、幼稚園枠を確保できるのは宮津保育園との答申を受け、宮津保育園を認定こども園とすることとなり、令和7年9月末までに県へ設置許可申請を提出予定である。
今後の予定
4月 こども園化の広報
8月 幼稚園枠の園児募集
9月 保育園枠の園児募集
令和7年2月5日に開催された全国町村議会議長会第76回定期総会において、大村文俊議員が自治功労者(町議会議員として15年以上在職し功労のあった者)として表彰を受けました。
3月定例会開会日に、表彰状の伝達が行われました。