田中町長が語った機構改革の目的・必要性
目的の第一は、町民の皆様にわかりやすい行政サービス、利便性の向上を引き続き進めること、より効率的、効果的な行政運営を行うことです。
私が町長となり二年が経過いたしますが、これまで以上に町長公約に関する各施策の推進や実現のため、今回の機構改革で組織の体制づくりを図るものです。
今回の機構改革を検討する際には、職員で構成する事務改善委員会や職場推進委員会等で幾度に渡り論議を重ね、トップダウンではなく職員が一人一人組織をより良くするため、住民サービスをより良くするための阿久比町を一歩前進する、そのような気持ちで自ら考え提案し、自ら行動するボトムアップによる機構改革を大切にしながら、職員全員で考え進めてきたものです。
当然、機構改革直後は住民の皆様に多少なりの混乱や、ご迷惑をおかけするかもしれません。しかし、最終責任は全て町長が取るという覚悟の下、今回の機構改革を行うことは阿久比町職員の仕事へのモチベーションとチャレンジ精神の向上に繋がり、将来必ず町民の皆様に還元できると考えております。
5課12係 1係減
- 新設するデジタル推進係の役割は。
- 個人情報保護の要であるデータ管理を集中させ、情報のデジタル化やDXを推進するため。
- 政策協働課から企画広報課に課名を変更する理由は。
- 広報力を強化することによって町の魅力や共感を得られる施策を積極的に町内外へ発信・PRしていくため。また、ふるさと納税等、積極的に財源確保するため。
- 監査事務を議会事務局に移管する理由は。
- 町長部局と距離をおき、公正な監査につなげるため。
4課9係 1課1係増
- ふくし課で福祉関係を統合する理由は。
- 従来の支援体制では支援が難しい複合的かつ広範な課題や制度の狭間にある需要に対し、重層的・包括的に支援するため。
- 地域包括支援センターを社会福祉協議会に移管する理由は。
- 社会福祉協議会との連携を強化し、わかりやすい窓口とするため。
- 地域包括支援センターが、オアシスセンター3階に移動し、庁舎のふくし課から離れることの不安は。
- 現状においても社会福祉協議会職員と町職員がお互いに事務所を行き来し合い、福祉事業について連携している。
町民がどちらの窓口に相談に来た場合でも、必要な場合には職員がお互いの窓口まで出向き対応する。 - 保健こども課を新設する理由は。
- こども相談係とこども家庭センターの創設に伴い、こどもに関する相談支援の窓口を一本化するため。
- こども家庭センター設置のねらいは。
- 法改正により設置が努力義務となり児童福祉と母子保健の効果的で切れ目のない一体的支援を行うため。そのため家庭児童相談員や臨床心理士も配置する。
5課11係 2課1係増
- 新設するまちづくり推進課の役割は。
- 阿久比駅周辺整備や企業誘致推進の窓口を一本化し、町長公約である「にぎわいと活気のあるまちづくり」の実現を目指し、スピード感をもって推進するため。
- 農政係を農業振興係と改めた理由は。
- 農業の活性化の取り組みを分かりやすくし、さらに施策の推進を図るため。
- 建設環境課を建設課と環境課に独立させた理由は。
- 環境課を独立させて、ごみ対策係・環境保全係を新設。ごみ減量化やカーボンニュートラル等、地球温暖化に対し町の取り組みを強化するため。
2課7係 増減なし
- 体育係をスポーツ係に名称変更する理由は。
- 体育をスポーツという言葉で統一し、さらに町民のスポーツへの意識・関心を高めるため。また、スポーツ村の再整備に向け施策推進を強化するため。