第202号 令和6年8月1日発行

 長男が小学校に入学する少し前の子ども会入会案内に「子ども囃子募集」と書かれており、初めて白沢に「子ども囃子」があることを知りました。そして入会してみて、白沢に神社があることも初めて知りました。白沢には、八幡神社・北原天満宮、そこのお祭りで活躍する子ども囃子、伝統文化保存会があり地区の皆さんが白沢の伝統文化を大切にしています。

 今では子ども囃子で長男・次男が太鼓をたたき、長女は笛を吹いています。練習の日を楽しみにしており、お祭りの演奏で活躍しています。そんな白沢子ども囃子ですが、コロナ禍の時に全体練習や発表の場がなくなり、会員数が減ってしまいました。長男は殆ど練習ができないまま高学年になり、練習が再開されても、なかなか上手に演奏できませんでした。他の子どもたちも同じように苦労しましたが、小規模で再開される祭りの演奏に向けて保存会の先生方に優しく教えていただき、練習を重ねて乗り越えてきました。

 お囃子の曲は、歌いながら見よう見まねで引き継いできましたが、白沢では、先生方が曲を楽譜に起こしてくださり、YouTubeで演奏の動画を共有し、練習に役立てています。

 また長い歴史の中で演奏されなくなった曲もありましたが、先生方の子どもの頃の記憶を頼りに、みんなで練習をして復活させた曲もあります。現在、白沢子ども囃子会員は小学生から中学生の20名です。お囃子体験をお祭りや子ども会の行事などで行っています。体験をするとどの子も笑顔いっぱいになります。「ドン」という太鼓をたたく音に誰もが心躍るものです。でも白沢には150名ほどの小学生がいますが、なかなか入会していただけないのが現状です。このまま伝統である子ども囃子がなくなってしまってはもったいないです。なんとか守っていきたい白沢の誇りある伝統文化です。

練習日/毎月第2土曜日 19:30〜

場 所/白沢八幡神社

会費は無料。楽器は貸出します。

行事前は練習追加します。
参加を待ってます!

 

編集後記

 現メンバーでの編集委員会も、2年目に突入いたしました。この1年、様々なところで、議会だよりについて「わかりやすくなったね」「ちょっと雰囲気が変わったね」など、嬉しいお声かけをいただき、ありがとうございます。お手にとっていただける喜びを胸に、今後は町民の皆さまの声をより一層反映できるよう、一同さらに邁進していきたいと思います。

(新美 加寿奈)

議会だより編集特別委員会
委員長/新美三喜雄          副委員長/山本 良輔
委  員/鈴村 算久   委  員/竹内 啓視
委  員/新美加寿奈   委  員/廣瀬  実

※午前10:00〜開催予定です。日程は変更になる場合があります。詳しくは阿久比町ホームページの議会事務局お知らせをご覧ください。