第202号 令和6年8月1日発行

 今定例会で議案としている河川総務事業費対象の除塵機を現地視察した。

 目的は、除塵機の機能・水系とそこで果たす役割を理解し、運用上の改善点を
出すこと。

 装置は、3台とも連続排出性が優れる背面降下前面掻揚式のレーキ回転式除塵機である。

 役割は、英比川と十ヶ川に流れる草やごみをかき集めて除去する。この働きで排水が順調に地下水路を通り、内水氾濫が防止できる。

過去の災害の教訓

 東海豪雨の時に、阿久比川・十ヶ川ともに堤防の決壊はなかった。しかし、地下水路の前面に設置された除塵機が詰まって内水氾濫が起きた。この災害以降は、県によって除塵機の更新や改善が行われ現在に至る。

 この装置の維持管理業務は、地区に委託され、地区の方々の不断の努力で所定の作業を実施している。今後、遠隔の監視や操作の技術が進歩すれば、台風・大雨時の現地作業が、より安全にできる。今まで、3地区の方々に町民が水害から守られていたことを痛感した。

(副委員長 鈴村 算久)

 6月13日スポーツ村の野球場トイレと交流センター内のプールを視察した。

 野球場トイレは古く、周辺の地盤沈下もあり、安全に使用できる状態ではない。
今年度6月から改修工事を始め、多目的トイレもある、使いやすく明るいトイレに生まれ変わる。完成は令和7年1月予定。

 交流センター内のプールは、ボイラーを取替え、通年使用できる温水プールに改修する。工事は今年度6月から令和7年3月までで、令和7年4月から本格オープンの予定。

(副委員長 廣瀬 実)