第201号 令和6年5月1日発行

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廣瀬 実 議員

廣瀬 実 議員(志雄会)

路上・公園のゴミ撲滅

町民一人ひとりの意識を高める

   …町長   …副町長        
  …総務部長   …民生部長   …建設経済部長   …教育部長
 昨年12月に、4つの小学校と阿中の参画で「子どもサミット」が開催された。SDGs宣言として「よりきれいなゴミのない阿久比町を〜身近なところから一人ひとりが協力して明るいまちを目指そう〜」が採択され、子どもサミットが閉会した。
 家庭ゴミは減ってきているが、子ども達が気にかけているのは、毎日通っている通学路や公園のゴミである。
 よりきれいな阿久比町にするために、町としての新たな施策はあるか。
 ゴミを捨てない社会道徳感を持ってゴミゼロ運動を実施している。きれいなまちにするためにも、ゴミゼロ運動などの町主催の事業だけでなく、地域が主体となったコミュニティ活動が活性化することで、地域への愛着が増え、モラルの向上に繋がり、住みよいきれいなまちに変わっていくものと考えている。
 子どもサミットのSDGs宣言をどう生かしていくか。
 現在のところ、児童生徒各小中学校から、町に具体的提言はないが、町のSDGsの情報発信が着実に小中学校児童生徒にも伝わり、意識向上や実践力向上につながっていると感じている。ゴミ問題に限らず環境問題全般に渡り、町民一人ひとりに、SDGsの大切さを認識してもらうよう進めていきたい。

増やそう阿久比町のホタル

減少の原因判らず

 町民憲章に「ホタル飛びかう 豊かな自然を守ります」とある。それが近年原因不明で、数が激減している。今年6月には「全国ほたるのまち交流会」が阿久比町で開催されるが、今年のホタル鑑賞会自体が心配される状態である。1年前に発行された調査研究報告に、原因を解明することが必要であると記されている。
 原因解明に何らかの進捗はあったか。
 「日本ホタルの会」に聞いたが、よく分からないとの回答で、現時点で原因解明や症状改善には至っていない。
 白沢ホタルの会も高齢化になり、会の存続自体も長くない状況になってきている。会の存続をどう考えるか。
 白沢ホタルの会に限らず、町の補助団体が高齢化により事業活動が困難なことは、大変残念で危機的な事だと思う。町として特定の団体を全面的に支援することはできないが、可能な限り協力したい。

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