第201号 令和6年5月1日発行

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都築 清子 議員

都築 清子 議員(公明党)

女性視点の防災と安全な避難所運営

地域の防災会に女性の参画を促す

   …町長   …副町長        
  …総務部長   …民生部長   …建設経済部長   …教育部長
 知多半島にある本町にとって能登半島で起きた地震は人ごとではない。災害から受ける影響や男女のニーズの違いなど配慮するため、避難所運営にも女性の視点は重要。
 避難所運営マニュアルに性暴力対策等を改訂予定。その進捗状況。
 男女共同参画の視点や、性暴力を防ぐための安全対策などを追加し、令和6年度当初に公表できるよう進めている。
 各地域の防災会にもリーダ的に女性参画が必要。
 各地区の防災会役員として女性に参加していただけるよう各地区に促す。
 女性視点を活かしたガイドブックの作成は。
 女性消防団員など女性の意見を参考にしながら検討する。
 アグナビの投稿機能を、防災ヘルプ機能に活用してはどうか。
 機能追加は現時点では技術的にできない。写真投稿機能は早急に救助が必要な場合の利用には向いてないと考える。
 アグピーフラッグが必要な時に使用できるよう、住民へ再周知が必要。
 迅速な救助活動のためにも重要なものなので、使用方法を入れたリニューアルしたものを、広報等で再周知する。

おひとり支援と終活支援

ACPの普及・推進を進めている

 高齢化率が高くなれば、ひとりで暮らす人も増える。
 健康を維持しながら安心した環境で生活できることが、高齢化社会の重要な点である。自分らしく歩んでいくために自身の終活を考えることは大切なことである。
 CSWの活動状況から「おひとり」世帯への対応。
 ひとり暮らし高齢者等支援を必要とする人に対し、安否確認や見守り、生活課題の発見、相談援助、必要なサービスや専門機関へのつなぎなどを行う。
 身寄りのない人が亡くなった場合等の対応。
 町職員が戸籍調査等を行い、親族等へ遺体引取の意向を確認。
 遺体の引取先が見つからない場合は、「墓地、埋葬等に関する法律」に基づき、町が火葬の手続きを行う。
 エンディングノートの作成。
 現在、ACPの普及を進めており、本人の思いを家族等と共有するための支援ツールを作成することで、エンディングノートと変わらないものとなる。
 ACPの普及・推進と合わせて一般に公開していく。
 生きがい教室講座「終活講座」の内容と参加者の反応。
 相続・遺言書の基礎知識など。令和5年度は10人から20人に増やし22人参加。多くの質問があり、参加者の熱心さがあった。

【CSW(コミュニティソーシャルワーカー)】
制度の狭間や複数の福祉課題を抱えるなど、既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の対応や、新たな支援の仕組みづくりのための調整やコーディネートなどを行う専門職。
【エンディングノート】
自分の人生の終末について記したノートで、万が一に備えて、家族や友人に伝えておきたいことや自分の希望などを書き留めておくもの。
【ACP】
アドバンス・ケア・プランニングの略で、高齢者本人の思いに沿った人生の終末が送れるよう、家族などの身近な人、医療・介護従事者などが事前に繰り返し話し合う取り組み。

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