第147号 平成22年10月15日発行

平成22年 第3回定例会

可決  
平成22年度補正予算

 全員賛成で可決

認定  
平成21年度一般会計歳入歳出決算

 賛成多数で可決

反対討論

杉野  明 議員

 第一に電光掲示板の運用。多くの町民は設置自体無駄と認識している。次に、地域活性化・経済対策臨時交付金事業。発注先が町外の大手業者で、購入のテレビも各施設の必要性に見合っていたか疑問。宮津公園のトイレは、住民の要望に沿い町で速やかに設置すれば、県の補助で不必要に高額な物を作らずに済んだ。
 他4項目の理由と合わせ、一般会計決算認定に反対。


敬 老 会

認定  
平成21年度特別会計歳入歳出決算

 全員賛成で可決

不認定  
平成21年度水道事業会計決算

 反対8・賛成5で否決

反対討論

杉野 明 議員

 登記簿売買は問題であり、立木補償は樹齢が事実と違っている。
 また、実施計画業務が未完了であるのに、完了したとして処理した職員を処罰し、管理者である町長はおとがめなしでは問題がある。
 土地購入後の環境調査は順番が逆であり、設計と環境調査業者が同一なのは、社会通念上認められない。

賛成討論

久保 秋男 議員

 東部地域への飲料水の安定供給と災害発生時の給水活動にも利用できる重要な事業である。
 25年度までの継続事業として議会が認めた事業であり、平成21年度の決算審査においても、特別な指摘もなく報告されている。タンク等を設置するための用地取得単価や立木補償金額等は、調査会社が適正に判断された資料を基に、地権者と町の双方が最大限の努力を払った結果が、決算書の内容である。水道事業会計決算認定議案を否決した理由に、100条委員会での継続審査中であるとのことであるが100条委員会においては、その調査された結果を本議会に報告頂くことを要望し、原案のとおり賛成の意見とする。

賛成討論

勝山 制 議員

 「東海地震・東南海地震」による地震防災強化地域等に本町が指定され、大規模地震に対する対策も考えなくてはならない。
 東部地域への水道水の安定供給だけでなく、災害時の給水拠点としての上水道第3供給地点を建設すべきと考え、当局の取組みに賛同する。
 また平成21年度に行われた用地取得は、平成25年度までの継続事業費に基づき進められたものであり、入札(指名競争入札)による落札業者が行った鑑定評価額と補償額により、適正な価格を算出して用地買収に当たっていることから、なんら問題はないと考える。
 現在、行われている上水道第3供給点調査特別委員会での調査が、早期に終了し、調査報告として公表されるよう願うものである。