第132号 平成19年2月1日発行
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昨年も全国各地では多くの自然災害や悪夢のような、にわかには信じられない惨事が続発しました。
 幸いにも本町には大過なく、平穏な1年であったことに感謝しつつ新しい年を迎えました。
 今年も平凡ではあっても小さな平和の日々が続きますよう祈ります。
 平成17年「国民の祝日に関する法律」が改正され、今年から4月29日は「昭和の日」《激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす》になりました。
 昭和の日の制定は、昭和に生まれ、育ち、生きた私ゆえをもってでしょうか。他の祝日にはない親近なものを感じます。
 昭和64年間の変遷に改めて驚きます。
 「戦争・敗戦・荒廃・貧困」「巨大地震・台風の襲来」「復興・高度経済成長」「公害・環境破壊」「バブル景気と崩壊・破錠・倒産」から平成に引継がれた「改革・リストラ・格差」とこれら全てが先人からの伝聞ではなく、自らの目で見、膚で感じた経験・体験そのものです。
 総体的には困難と克服を繰り返しつつ、奇跡といってもよい程の富や幸せ、便利や快適を得て来ました。
 祝日「昭和の日」元年にこそ昭和の時代に得たものの真贋を疑い、代償として失ったものの価値、忘れてはいけない体験や記憶を振り返ることは、行政が多くの課題に向き合っている時だけに向後の施策展開していく上での意義と機会を感じます。
 本町では、ひと足早く昨11月に町長選挙が行われ、2期目竹内町政がスタートしましたが2月に知事選挙、4月には県議選挙、町議選挙、7月に国政の参議院選挙と文字通り選挙の年でもあります。
 向こう4年間の行政を託す重要な選挙です。棄権なく公明正大に代表を選良いただきたく存じます。
 極めて大きな問題でありました合併を巡っては、衆議一決の手続きによって決められました当面自主独立の道を目指し、行財政基盤整備の議論と平行して議会改革も実践して参りましたが、残る任期を思いますと多くは後任に引継がれることとなります。
 私達の任期も定例議会としては3月議会を残すのみとなりました。最後の一日まで安全な町、安心して暮らせる町づくりに全身全霊で取り組んで参ります。
 とは申せ、これからの町づくりの発展・向上は町民皆様の参加と協力なくしてなし得ません。
 更なるお導きを心からお願い申し上げご挨拶といたします。
出初式
出初式



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