議案第2号
阿久比町国民保護対策本部及び阿久比町緊急対処事態対策本部条例の制定 ●反 対 枡内美渡子 議員
対策本部の設置は政府によって行われ、自発的な設置は認められていない事など、地方自治体を戦争協力の下請機関にする目的である。戦争への備えという意識を国民に持たせるイデオロギーの統制であるから反対する。
○賛 成 三留 享 議員
武力攻撃事態発生時に、都道府県市町村に制定が求められているもの、住民の安全を守り、被害を最小化する町政の責務から見て、当然のものであり賛成する。
議案第13号
阿久比町職員の給与に関する条例の一部改正
●反 対 枡内美渡子 議員
人事院は国会に対して、官民較差を口実にマイナス勧告を行い、4月から賃金制度の抜本改革を報告した。
1.俸給表を平均4.8%引き下げる。
2.中高年層の給与をさらに引き下げ、昇給カーブのフラット化を図る。
3.調整手当は今後地域手当に変更。
4.能力、成果主義の賃金査定の導入など公務員の賃金制度を抜本的に見直す大改悪の内容である。本町のラスパイレス指数は89.1で他市町村より5.7も低い状態に置かれている。せめて平均値まで引き上げるべきと思う、よって反対する。
○賛成討論なし
議案第14号
阿久比町介護保険条例の一部改正
●反 対 枡内美渡子 議員
県内で約半数の市町村は一般財源からの繰り入れによる介護保険料の減免を行っている。知多で一番高く設定された本町の第3期保険料4,380円は負担が重すぎると考え反対する。
○賛 成 岡戸 宏之 議員
介護保険料の一般会計からの繰り入れは、既に法に定められる割合で負担しており、この改正条例は、止むを得ないものと考え、本議案に賛成する。
議案第23号
平成18年度阿久比町一般会計予算
●反 対 枡内美渡子 議員
経費の圧縮、行政のスリム化、住民の受益者負担という三つの指標に基づいた一般会計予算は、町民に展望を示さず、痛みだけを押しつける住民本位の町づくりの姿勢とは言えないので反対する。
○賛 成 稲葉 景久 議員
本一般会計予算は財政面において緊縮運営となっているが、幼保小中一貫教育プロジェクト、AED整備など新規事業に果敢に取り組んでおり、健全・堅実な予算と判断し賛成する。
請願第1号
議員定数削減を求める請願事項
一、現有の議員定数18名を6名削減し12名にすること。
●反 対 枡内美渡子 議員
最近、議員数を減らすことが「町民の生活の痛みにこたえるもの」との考えもあるが、適正な議員数によって財政チェック機能を果たすことの方が健全財政の確かな道と考えます。よって定数削減に反対する。
○賛 成 山本 幸司 議員
このたび多数の住民からの議員定数削減の署名簿提出により、厳しい財政状況の中、本議会も経費削減に努め、阿久比町の発展を見据え、英断を実践すべきと考え賛成する。
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