第200号 令和6年2月1日発行

一般質問 町政を問う > 鈴村 算久 議員

鈴村 算久 議員

鈴村 算久 議員(新風会)

デジタル技術を利活用した
住民サービス向上

生成AI活用検討チームの設置などを検討する

   …町長   …副町長        
  …総務部長   …民生部長   …建設経済部長   …教育部長
 行政に要求されることとして、住民が健康で文化的な生活をおくるために持続可能な形の住民サービスを提供することがある。阿久比町として行政の働き方改革と住民サービスの向上を目的とするデジタル技術の利活用を、どのように推進していくのか。
 「阿久比町ICT活用計画」は令和5年度が最終年度である。この3年間の成果と課題は。
 主な成果は新型コロナ関連緊急経済対策の特別定額給付金業務にRPAとAI-OCRを活用し、迅速な給付と業務時間を短縮したことなど。課題はデジタル人材の育成・確保。
 「阿久比町ICT活用計画」の次に続く計画はあるか。
 国の自治体DX推進計画に従い、「阿久比町DX推進計画(仮称)」を策定予定。
 最近マスコミを賑わせているデジタル技術に、人工知能の「生成AI」がある。全ての業務やサービスが人工知能に置き換えられるとは考えられない。しかし、適材適所の意味で人工知能の得意分野があると思う。その利活用分野は何があるか。
 愛知県の「生成AIの利用に関するガイドライン」によると、アイデアの創出やマクロのコード作成、文章作成の補助など。
 「生成AI」の利活用分野のうちで、住民サービスの向上と行政の働き方改革につながる施策はあるか。
 生成AIによるアイデア創出のほか、マクロのコード作成や文章作成の補助は職員の業務量を減らす働き方改革に活用できる。業務効率化により生み出された職員の時間は住民と接する仕事に充てることで住民サービスの向上につなげる。
 行政内部のDXワーキンググループ内で、デジタル化の推進を進めていると思う。その活動の中に「生成AI活用検討チーム」を設置したらどうか。またそのチームの活動は行政内の改善ニーズが高く住民サービスにも効果が大きく、かつ「生成AI」が得意とする範囲から限定して着手していく方法もあると思うが、この考え方について、どのように考えるか。
 生成AI活用検討チームの設置など前向きに検討する。


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