教育長のあいさつ 幼保小中一貫プロジェクトの取組
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令和6年6月 阿久比町教育委員会 教育長 竹内 淳
日に日に暑さも増し、間もなく梅雨入りする6月。各学校でも校内行事・校外学習なども行われ、活気ある毎日の教育活動が行われています。
20年目を迎える「阿久比町幼保小中一貫プロジェクト」では、先にお知らせしたように新しい枠組みでの活動に向けてスタートを切りました。
「幼保小中一貫教育の新たな枠組み」
〇 啓発連携部 |
〇 幼保小中接続部 |
〇 体力向上推進部 |
〇 外国語活動部 |
新しい体制となった各部会では、家庭との連携による啓発事業、幼保小中の連携、体力向上、外国語活動についてそれぞれ取り組む内容を話し合いました。早速1学期から実践を行うことも確認し、各部会から園・学校へと伝達しています。
5月2日(木)には、今年度阿久比町の幼稚園・保育園・小・中学校へ転入した教職員・保育士を対象に研修会を実施しました。

「新転入職員研修会の様子」
プロジェクト発足のきっかけから、昨年度までの枠組みの変遷、昨年度の取組の様子を共有するとともに、今年度からの新たな枠組み(体力向上推進や外国語活動)についても確認する機会となりました。
【新設部会での取組】
体力向上推進部会については、最初の取組として体力テストに向けて昨年度の記録を振り返り、目標設定を踏まえて各種目に挑みました。今後も、「走る」「跳ぶ」「投げる」という基礎的な動きについて、楽しみながら力の向上に結び付ける学習活動を行っていく計画です。(詳細は、各小中学校のホームページのブログでも紹介しています。また今後の取組については広報あぐい等でお伝えしていきます。)
外国語活動部会については、中学校の英語の教科担任制はもとより、小学校でも外国語科・外国語活動を多くの学校で教科担任制や専科教員による指導として取り組んでいます。幼稚園・保育園でも掲示物や絵本のコーナーを設置するなど環境の構成を考え、それぞれの成長段階において英語に親しみをもてるような取組を始めています。
「英語の絵本をおいて『触れる機会』を設定」
その他にも、啓発連携部や幼保小中接続部についてはこれまでの取組のよいところを継続しながら新しい形へと進化をさせていき、阿久比町の子どもたちのためになるよう教職員・保育士一丸となって取組を推し進めていきます。
今後も皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。