3月1日(木)〜3月7日(水)

※火災予防運動週間中、午後8時に30秒間サイレンが鳴ります

消したはず　決めつけないで　もう一度

（平成23年度全国統一防火標語）

◆全焼の建物火災が増加しております

知多中部管内（半田市、阿久比町、武豊町、東浦町）では、平成23年中に83件の火災が発生しました。前年と比較すると6件の減少で、過去10年間で最も少ない件数となりました。

火災件数を種別ごとに見てみると、建物火災は44件（前年より3件減少）、車両火災は7件（前年より3件減少）、その他火災は32件（前年と増減なし）発生しました。

建物火災にあっては、件数は減少したものの、全焼する火災は14件発生し、前年より12件も増加しました。幸い死者はでませんでしたが、火災により46人の方が負傷しました。

出火原因では、前年より2件減少しているものの13件発生した「放火（疑いを含む。）」が前年同様1位で、続いて「たばこ」「こんろ・火入れ」の順となっています。

放火による火災を防止するために、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしましょう。

万が一、火災が発生した時は、初期消火をすることが重要ですが、無理をせず消火困難と判断したらすぐに避難しましょう。

◆子どもの火遊びを防止しましょう

子どもの火遊びが原因となっている火災の約5割以上はライターによる出火です。そのうち約9割が使い捨てライターを使用していました。

ライターでの火遊びを未然に防止するために、周囲の大人が次の点に注意しましょう。

• ライターは手の届かないところに置く
• 火の怖さをしっかりと教える
• 使用済みライターは廃棄する
• 子どもが簡単に使用できないライター（チャイルドレジスタンス機能付き）を使用する

◆火の取り扱いに注意しましょう

乾燥注意報が発令されている時は、管内消防署では『乾燥注意報発令中』の看板を設置しています。空気が乾燥することによって火災が拡大しやすくなります。まだまだ寒い日がつづき空気が乾燥する季節です。火気の取り扱いについては十分注意しましょう。

□問い合わせ先

知多中部広域事務組合消防本部予防課　TEL (21)1491