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2012.02.15


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新庁舎建設基本構想

□問い合わせ先 総務課管財係 TEL (48)1111(内230)

〜新しい庁舎の建設にあたって〜

町では、新庁舎建設基本構想を1月に策定しました。
新しい庁舎の建設について、基本的な考え方をお知らせします。

整備目標 すべての町民、誰もが安心して利用しやすい庁舎
基本方針@ 安全・安心して利用しやすい防災拠点となる庁舎
◆防災・災害復興の拠点となる防災機能の充実
大規模な地震や風水害の発生時にも防災・災害復興拠点施設として庁舎機能を維持できる高い防災性を確保します。
◆誰もが安心して利用できるユニバーサルデザインの徹底
子どもから高齢者、障がい者、乳幼児を抱えた女性や妊婦、外国人の方など誰もが安心して利用できるようユニバーサルデザインを徹底します。
◆駐車スペースの確保とエントランス機能の充実
来庁者用駐車スペースを十分確保し、止めやすさにも配慮します。
◆合理的な行政運営のできる拠点機能
今後ますます多様化・高度化する行政運営に対応できる拠点とします。
基本方針A 町民が交流・参加できる多目的ホールを併設した複合型庁舎
町民が来庁時に気軽に立ち寄り、ロビーや多目的ホールでの展示やイベントを通じて、町民同士が交流し親しまれる庁舎とします。
基本方針B 環境に配慮した効率的・経済的な庁舎
◆省エネルギー、環境への配慮
自然採光や自然通風、高断熱性能の外壁材などを導入し、省資源・省エネルギー対策に配慮します。
◆事業費の抑制
華美な設計や高価な仕様、材料は使用せず、機能性・効率性・合理性を重視し全体事業費の縮減を図ります。

新庁舎建設の方向性について、平成23年5月〜8月の期間に実施した来庁者アンケート調査では1,459件の回答をいただき、12月にはパブリックコメントを実施しました。また、学識経験者、町議会議員、各種団体の代表者、住民代表などで構成された「阿久比町庁舎建設検討委員会」の意見を踏まえ、町では、新庁舎の規模や機能、配置計画などをまとめた『阿久比町新庁舎建設基本構想』を平成24年1月に策定しました。

◇新庁舎の規模と機能

新庁舎の建設計画は、上部で記した整備目標と3つの基本方針を軸に進めていきます。想定している延床面積は、職員数や組織機構を基に新庁舎は約5,400m2、ホール機能は約400人を収容可能な約1,000m2を計画しています。

新庁舎の特徴の1つは、多目的ホールを併設した複合型庁舎です。中央公民館南館施設の老朽化に伴い、その機能を新たに併設することで、住民活動を育成支援し、行政への参画の基本理念を推進する拠点を目指します。

災害が発生したとき、新庁舎は、住民の生命・財産を守る防災拠点として有効かつ確実に発揮できる災害対策本部機能を備えるものとします。

多くの住民の皆さんが訪れる窓口機能、エントランス、トイレなどは、初めて来庁する人にもわかりやすい動線、サイン計画を導入します。駐車場については、隣接する町営プール用地を含めて、駐車スペースを拡充する計画です。

◇新庁舎の配置計画

コスト面や機能面で支障がなく、周辺環境との調和を重視した計画とし、
 案@「南館跡地+現庁舎跡地」と
 案A「南館跡地+町営プール跡地」
に建設する2つの案があります。

案@「南館跡地+現庁舎跡地」

案A「南館跡地+町営プール跡地」

建設計画では、まず中央公民館南館を解体し、跡地に新庁舎を建設します(T期工事)。新庁舎に庁舎機能を移転したのち、現庁舎と町営プールを解体し、ホールを建設します(U期工事)。

ホールの建設場所は、上図2つの概略イメージ案を基本とし、今後決定する設計者の技術的な提案を受けながら、決定してまいります。設計者の選定については、公募型のプロポーザル方式(提出された技術提案を審査し、最も優れた技術力・課題解決力のある設計者を選定する方法)で選定します。

◇新庁舎の概算事業費

概算事業費は、約30億円と見込んでいます。この費用は、積み立ててきた基金約10億円と起債約20億円を充てる予定です。住民皆さんの将来の負担とならないように事業を進めていきます。

◇今後のスケジュール(予定)
平成24年度 基本設計
平成25年度 実施設計
平成25年度〜平成28年度 解体工事・建設工事

※この建設スケジュールは、採用する構造や工法などにより、変更となる可能性があります。

『阿久比町新庁舎建設基本構想』は町ホームページで見ることができます。
 トップページの「町政情報」→「各種計画」または
 http://www.town.agui.lg.jp/ka/chousya_kihonkousou.html でご覧ください。
□問い合わせ先
総務課管財係 TEL (48)1111(内230)