広報 あぐい
2010.09.01
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革(141)

□問い合わせ先  防災交通課 TEL(48)1111 (内208)

災害に強い町を目指し「自助」・「共助」の精神で


自主防災会で協力して土のう造り

災害に強い阿久比町を目指すことを目的に、町防災訓練を8月22日、午前7時から阿久比中学校グラウンド西の多目的広場と同中学校アザレアホールで行いました。

各地区の自主防災会、町赤十字奉仕団員、防災ボランティアあぐいなど総勢約600人の参加がありました。

訓練は発生が予想されている東海地震・東南海地震が連動して発生し、町内で多くの死傷者と被害が生じたと想定。地区ごとに4班に分けて、地区防災倉庫に配備されている防災資機材を取り扱う訓練や、けが人を手当てする救護訓練などを順番に行っていきました。また、炊き出し、要援護者対策、災害救援ボランティアセンター運営訓練も実施しました。

今年度、地区に合った「要援護者対策マニュアル」の完成を目指しています。要援護者対策訓練では、自主防災会長、防災委員、民生児童委員の皆さんがこれまでの取り組みや問題点など意見交換を行いました。

災害が発生した場合、町や消防の機関による「公助」だけでは限界があります。自分の身は自分で守るために、一人一人の「自助」や、自主防災会、隣近所の皆さんで協力し合う「共助」が大変重要です。訓練は対策マニュアル作成に向けて真剣な話し合いの場となりました。

参加者は、お互いに協力し合い、コミュニケーションを図りながら、それぞれの訓練に取り組んでいきました。

自主防災会では、「自助」「共助」の考え方が広まっています。皆さん積極的に自分が住んでいる地区の自主防災会に参加するなどして、防災意識を高めて、いざというときに備えてください。


要援護者名簿や対策マニュアル作成のため
意見交換を行う皆さん
 
救出訓練
    
行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。



<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>