広報 あぐい
2010.2.15
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

春の火災予防運動を実施

□問い合わせ先        知多中部広域事務組合消防本部予防課    TEL (21)1491

3月1日(月)〜3月7日(日)

※火災予防運動期間中、午後8時に30秒間サイレンが鳴ります。

『消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子』

(平成21年度 全国統一防火標語)

火の元に注意

火災件数が大幅に減少

知多中部管内(半田市・阿久比町・武豊町・東浦町)では、平成21年中96件の火災が発生しました。前年と比較すると29件の大幅な減少となり、過去10年間で最も少ない件数となりました。

火災件数を種別ごとに見ると、建物火災38件(32件減少)、車両火災13件(5件増加)、船舶火災1件(1件増加)、その他火災44件(3件減少)となり、建物火災が大幅に減少しました。

火災による死者(自殺者含む)数は、前年より1人増加し6人の尊い命が犠牲となり、7人の方が負傷しました。

出火原因を見ると、「放火(疑いを含む)」が18件と前年同様1位となり、続いて「たばこ」、「火遊び」の順となりました。

放火による被害をなくすために、家の周りに燃えやすいものを置かないようにしてください。また、消火をする時は無理をせず、消火困難と判断したらただちに避難するようにしましょう。

消火器の管理に注意を

昨年9月に大阪市内の駐車場で放置されていた消火器が破裂し、小学生が負傷する事故が発生しました。福岡県内でも消火器の薬剤を抜くためにレバーを握ったところ、容器が破裂し男性が負傷する事故が発生しました。

次のことを参考に消火器の取り扱いと保管に十分注意してください。

消火器の容器の耐用年数はおおむね8年ですが、設置場所の状況などによりさらに短くなることがあります。
容器が腐食または変形している消火器は、危険ですので使用しないでください。
消火器の設置場所は、雨風にさらされる場所、湿気の多い場所は避け、できるだけ風通しがよく目に付きやすい場所に設置しましょう。
消火器にはガスボンベが入っていますので、安易に不燃ごみとして捨てないでください。
消火器の処分については専門業者による回収が必要です。不明な点は消防署に問い合わせてください。
住宅用火災警報器の設置を

住宅用火災警報器を設置したことにより、火災を初期段階で発見できた事例が多数寄せられています。

平成21年末までの知多中部管内設置率を調査したところ、約68%の世帯が設置済みでした。すべての住宅に設置が義務となっています。まだ設置されていない住宅に住んでいる方は1日も早く設置してください。

□問い合わせ先
知多中部広域事務組合消防本部予防課 TEL (21)1491


<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>