広報 あぐい
2010.2.15
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すこやかだより

〜保健センター通信〜

□問い合わせ先        保健センター    TEL (48)1111 (内311・312)

『朝食パワーで元気に長生き』

朝食を取らない人が増えています

朝食を取らない人が、20歳代をピークに増えています。どの年代も、女性より男性の方が朝食を取らない人が多くなっています。主な理由として、時間がなかったり、食欲がなかったり、ダイエットのためだったりということが挙げられます。

朝食の役割

朝食を取らないことで、体がだるかったり、疲れやすかったり、やる気や集中力が低下したり、イライラしたりするといった症状が現れやすくなります。

これは、朝食を取らないことで、午前中血糖値が上がらず、体を動かすエネルギーが供給されないため、体が眠ったような状態になるからです。

朝食を取ることで、1日元気に活動するための準備が整い、仕事や勉強の効率が高まります。

朝食を取らないことでかえって昼食や夕食の量が増え、肥満を招くことにつながります。ダイエットのためには、朝食を取ることが基本となります。

上手に朝食を取るための工夫

朝の慌ただしい時間に、きちんとした朝食を準備することが難しい方は、手軽で簡単なものを作り、上手に手を抜くことも大切です。

例えば、おにぎりや食パン、納豆、ヨーグルト、果物などは、比較的簡単に用意ができます。ほかにも、夕食のおかずを少し多めに作って一部を朝食に回したり、シリアルやカット野菜、缶詰などを利用したりする工夫をしてください。

朝食をおいしく取るために次のポイントに気を付け、同時に生活のリズムも整えましょう。

(1) 寝る前は食べない。
(2) 次の日の準備は前日に行う。
(3) 早寝早起きをする。
(4) 起きたら体を動かす。

もし、残業で帰宅が遅くなる場合、残業前におにぎりを食べ、帰宅後はごはん以外のものを食べたり、煮物など消化のよい食事をしたりするとよいでしょう。宴会や外食などでつい食べ過ぎてしまった場合は、次の日の食事をヘルシーにすることを心掛けてみてください。



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