朝食を取らない人が増えています
朝食を取らない人が、20歳代をピークに増えています。どの年代も、女性より男性の方が朝食を取らない人が多くなっています。主な理由として、時間がなかったり、食欲がなかったり、ダイエットのためだったりということが挙げられます。
朝食の役割
朝食を取らないことで、体がだるかったり、疲れやすかったり、やる気や集中力が低下したり、イライラしたりするといった症状が現れやすくなります。
これは、朝食を取らないことで、午前中血糖値が上がらず、体を動かすエネルギーが供給されないため、体が眠ったような状態になるからです。
朝食を取ることで、1日元気に活動するための準備が整い、仕事や勉強の効率が高まります。
朝食を取らないことでかえって昼食や夕食の量が増え、肥満を招くことにつながります。ダイエットのためには、朝食を取ることが基本となります。
上手に朝食を取るための工夫
朝の慌ただしい時間に、きちんとした朝食を準備することが難しい方は、手軽で簡単なものを作り、上手に手を抜くことも大切です。
例えば、おにぎりや食パン、納豆、ヨーグルト、果物などは、比較的簡単に用意ができます。ほかにも、夕食のおかずを少し多めに作って一部を朝食に回したり、シリアルやカット野菜、缶詰などを利用したりする工夫をしてください。 |