広報 あぐい
2008.12.01
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(30)〜

 

家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き

生活習慣・学習習慣・食育研究部会で作成した「家庭、園・学校がともに育ち合うための手引き」の中から、中学校子育てQ&Aの一部を紹介します。家庭教育の参考にしてください。

子育てQ&A

中学生の“反抗的”な態度をどう理解したらいいですか。

中学生の年代は、だんだん自我に目覚めて人格が形成される時期です。子どもたちは自分たちを親の従属物ではなく、「一人前」として見てもらいたいと思うようになります。この感情が、干渉してくる保護者や教師などの大人に対する反抗という形で表れます。いわゆる「反抗期」です。

この時期の子どもには、次のような点に気を付けて接するのがよいでしょう。

(1) 子どもの反抗・反発には、逃げたりかわしたりせずに正面から向き合う。
(2) 物分かりのよいふりをするなど、不自然に無理をした対応をしない。
(3) 子どもにとっての「壁」になる存在、子どもを温かく包む立場など、かかわる大人の間で大まかな役割分担をしておく。
子どもの進路について保護者はどのようなことに気を付ければよいのですか。

〈中学時代の進路を考えるときのポイント〉

(1) 生活するには、それなりの苦労があるということを実感として感じとらせるようにする。
(2) 子どもの将来について関心をもち、日ごろから子どもの興味や関心をつかみ、子どもの適性発見に努める。
(3) 子どもが自己決定できるだけの情報を持っているか、その情報をうまく利用できるかを確認する。
(4) 自己決定したことが達成できるかどうかを考えられるように支援する。不十分なことがあれば「最小限の助言」をする。
□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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