広報 あぐい
2007.02.15
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

幼・保・小・中一貫教育プロジェクト

方向性(5)

□問い合わせ先  学校教育課 TEL(48)1111(内202)

今回は道徳・健康教育研究部会です。


1.目指す生徒像(15歳像)

阿久比町小中学校5校の児童生徒と教員を対象に行った実態調査(平成17年12月〜18年2月実施)から次のように設定しました。

(1)自他の生命を大切にし、人のために進んで汗を流す生徒

(2)命の大切さを理解し、自己の健康を管理・改善できる生徒


英比小で行われた幼・保・小交流会

2.追求する課題

実態調査や分析から、追求する課題を次の3つにしぼり込み、調査・研究を行いました。

  1. 幼稚園、保育園や小学校低学年からの積み重ねを大切にして、豊かな心を育む道徳の授業を構築する。
  2. 性教育や薬物乱用防止教育の町内統一のカリキュラムがない上、意識や行動については個人差も大きい。
    幼児期からの発達段階に合わせた性・薬物乱用防止教育のカリキュラムを作成して指導する。
  3. 体力テストの結果から「握力」「50メートル走」「立ち幅跳び」の3つが、特に小学校で低下し、「筋力」不足が目立つ。
    体を動かす遊びが減少し、運動が不足しているので体育の授業の中で体をより多く動かし、子どもたちの「筋力」を向上させる。
体力テスト結果


3.課題解決に向けた提案・提言

次の3つの提案・提言がされました。

(1)道徳教育について
・園児、児童生徒の発達段階を踏まえた重点目標と重点内容項目の選定
・教員の意識・資質の向上を図る取り組み
・道徳の授業の充実に向けた環境整備
(2)健康教育(性・薬物乱用防止教育)について
・指導時間の確保
・保護者の意識調査および児童生徒の実態を踏まえた18年度版カリキュラムの見直しと新カリキュラムの作成
(3)体力について
・児童の発達段階を踏まえたサーキットトレーニングの実施
・各学校の実情に合わせた工夫
□問い合わせ先
学校教育課 TEL(48)1111(内202)


<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>