広報 あぐい
2007.02.15
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阿久比町デイサービスセンター作品

 
夕月に柿鈴なりと光りけり 和田 (りょう)
年の暮れ診察券も増えるまま 船津伊智子
カレンダー一枚残りて暮迫る (ずみ)  勝
紅葉(もみじ)見や木曽路は人の()()いて 竹内のぶゑ
夜起きて虫の音聞きぬ窓明かり 宍戸(ししど)喜代子
秋風に背なか押されて行く道も帰りの坂は足の止まりて 若子 (よし)
かえで蔦紅葉すこし輝きて朝日さし込む窓辺に嬉し 棚橋 (ひで)
木の葉散る金魚メダカも冬支度静かに過ごせ秋の夜長を 竹内さか江
早刈りの稲穂に子雀(こすずめ)群がりてやがて飛び立つ冬の夕暮 新海キヨ子


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