広報 あぐい
2006.07.01
バックナンバーHOMEPDF版 ダウンロードページへ

初夏を彩る 花かつみ

 

草木地区にある花かつみ園が6月4日から18日まで一般公開されました。

花かつみ保存会(竹之越隆幸会長)により大切に保護されている“幻の花”花かつみ。今年は開花が天候不順の影響で遅れました。それでも開園から1週間が経つと見事な花を咲かせ、町内外から多くの見学者が訪れました。

花かつみ園を見学する草木保育園児たち   雨にぬれる花かつみ

花かつみに魅せられて

〜保存会会長 竹之越隆幸さんに聞きました〜

平成13年から会長を務める竹之越さん

天候の不順が影響して、例年よりも1週間開花が遅れました。

長年守り続けたものが途切れてしまうかと心配しましたが、6月4日に2輪の花がなんとか無事に咲いてくれたのでほっとしました。

保存会の皆さんといっしょに草取りや水の管理をするのは大変なことですが、今年からデンソーの社員の方が昼休みを利用して草取りを手伝ってくれました。多くの皆さんの協力のおかげで花かつみは守られています。

昨年、愛知万博市町村デー『阿久比町の日』で花かつみを出展して世界の皆さんに披露できたことはとてもうれしかったです。

アヤメやショウブに比べると花の大きさは小さいですが、鮮やかに色付く紫色のあでやかさは何とも言えません。その魅力に取り付かれた1人として、これからも大切に“幻の花”花かつみを守っていこうと思います。



<<前ページへ ▲目次ページへ 次のページへ>>