広報 あぐい
2005.07.01
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第17回 2005ほたるサミットきしがわ

阿久比町参加

ほたるの保護活動に努めることを確認


共同宣言を読み上げる貴志川町長

第17回「2005 ほたるサミットきしがわ」が和歌山県貴志川町で開催されました。

ホタルの保護に取り組む全国10市町が集い、自然を見直しその保護に努め、ホタルを通じて生活環境の整備や、活力ある緑豊なふるさとづくりを推進することなどを目的に、市町の取り組みについての発表や、意見交換の場として毎年参加市町の持ち回りで開催されています。

「ほたるフォーラム」では竹内町長がパネリストとして、中部国際空港の開港で、眠らないまちとなりつつある中でのホタル保護の課題や、東部小学校でのホタルを通じた環境教育への取り組みで、昨年から校外へ幼虫の放流を行い、淡い光を放ち飛びかう姿が発見できたことなどを報告しました。

最後に10市町長による共同宣言が発表され、サミットは閉幕しました。 次回は新たに福岡県北九州市が加わり、岡山県真庭市で開催されます。

 

サミット 参加10市町

※市町村合併でほたるサミット参加市町村の名称変更がありました。

○脱会市町…和歌山県かつらぎ町、岐阜県中津川市(旧蛭川村)

共同宣言

1. 産業、教育、文化など幅広い分野でホタルの生息地間の交流を深める「ほたるサミット」を開催します。
1. ホタルのすみよい環境づくりのため、合成洗剤の使用や農薬の散布を控えるとともに、下水道事業等を積極的に推進し、河川など水辺の浄化運動を展開します。
1. 水と緑に恵まれた自然環境を生かし、ホタルの保護活動に努め、自然と共生できる地域づくりを推進します。
1. ホタルを通じて人々にふるさとへの郷愁をよみがえらせ、イベントなどを開催する中で地域間、世代間の交流を図ります。
以上、友愛と協調に基づいて、ここに宣言します。
平成17年6月6日

ほたるサミット参加市町

岡山県真庭市長 井手紘一郎
山梨県身延町長 依田 光弥
群馬県月夜野町長 小林 雅男
宮城県登米市長 布施 孝尚
長野県辰野町長 矢ヶ崎克彦
山口県下関市長 江島  潔
岐阜県本巣市長 内藤 正行
愛知県阿久比町長 竹内 啓二
滋賀県米原市長 平尾 道雄
和歌山県貴志川町長 中村 慎司


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