広報 あぐい
2005.07.01
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ソロモン諸島パンパイプの夕べ

愛・地球博 一市町村一国フレンドシップ事業

□問い合わせ先  企画財政課 TEL(48)1111(内204・303)
 

7月14日(木)午後5時開演

Evening of Panpipe Music

from Solomon Islands

神秘的な竹の響きと幻想的な舞踏を鑑賞しませんか

パンパイプを演奏するソロモンの青年

ソロモン諸島オリジナルスタンプ

南太平洋共同館に設置されたソロモン諸島オリジナルスタンプ
(キッコロを抱くヌズヌズ)

とき 7月14日(木)
受け付け午後4時半、午後5時〜午後6時半
ところ 中央公民館南館ホール
入場料 無料、要整理券(定員400人)
※整理券は7月4日(月)から企画財政課窓口で配布します。
出演 イザベルのトエレグパンパイプ楽団
〈Toelegu Panpipe Group from Isabel〉
問い合わせ先 企画財政課 TEL(48)1111(内204・303)

南太平洋の楽園ソロモン諸島の音楽芸能は、島々や民族集団によってそれぞれ固有の伝統を継承しています。さまざまな竹製のパンパイプが、おもにメラネシア系の人々の音楽芸能を奏でる楽器として伝承され、伝統的な祭りや宴、儀式などで歌や踊りといっしょに合奏されています。

パンパイプは、長さの違う竹や葦などの管をいかだ状に並べて、息を吹きかけ音を出す楽器で、ギリシャ神話の牧神「パン」に由来してパンパイプと呼ばれています。

構造が単純で古くから世界各地で伝承されていましたが、今では東ヨーロッパ、中南米、東南アジア、オセアニアの限られた地域にしか残っていません。

今回は、愛知万博(愛・地球博)のソロモン諸島ナショナルデーのために来日する「イザベルのトエレグパンパイプ楽団」が阿久比町を訪れ、この神秘的な竹の響きを幻想的な舞踊とともに披露します。

 
 

サンタ・イザベル島(イザベル州)

南太平洋に浮かぶ美しい島々からなるソロモン諸島、その中でサンタ・イザベル島は最も細長く、険しい山々が連なりほとんどが熱帯雨林に覆われています。

スペインの冒険家アルバロ・デ・メンダナが16世紀中ごろにソロモン諸島を発見した時、最初にこの島に来航しました。

島はサンゴ礁で囲まれ、海は魚や海ガメ、海岸はグンカンドリやツカツクリなどの海鳥の楽園となっています。

深い熱帯雨林にヘビやトカゲ、クロコダイルなどの野生動物が生息しています。

友好的で純朴な島の人々は、ほとんどがメラネシア系人種で、およそ6つの言語集団に分かれます。

点在する村々の家はサゴヤシの葉で作られ、都市部に比べ伝統が色濃く残り、海岸の干潟に柱を建てた家「水上住居」や山岳部の樹木の上に建っている「樹上住居」は、ソロモン諸島でも珍しく興味深い集落です。

国名 ソロモン諸島(Solomon Islands)
首都 ホニアラ
位置 東経155度30分〜170度30分、南緯5度10分〜12度45分
面積 29,785平方キロメートル(四国の約1.5倍)
人口 約50万人(国連人口基金「世界人口白書2002」)
政治体制 立憲君主制
主要言語 ピジン語(日用語)、英語(公用語)
 


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