社会環境の変化や都市化の進展に伴い、災害の種類も多様化してきました。地震、津波、風水害などは高度な防災体制が求められています。このため愛知県は、平成8年に防災ヘリコプター「わかしゃち」を導入しました。水難事故や山岳遭難事故、山林火災、高速道路上での多重事故などに出動する件数は年々増加し、平成19年は119件(前年比53件増)ありました。
阿久比町にも急傾斜地や山林が点在し、地上からの消防隊による活動が困難な場所があります。2月21日、阿久比スポーツ村陸上競技場をヘリポートとして、知多中部広域事務組合消防本部では愛知県防災航空隊と合同訓練を実施しました。
訓練では、全身打撲で意識不明の重症の負傷者を救助するために、上空でホバリング(上空停止)した防災ヘリコプターから隊員がロープを降下し、負傷者を担架に乗せて、吊り上げ救助、医療機関へ搬送する想定で実施されました。
防災ヘリコプターは、高速かつ機動性を生かして、地上での消防隊と協力しながら、迅速で的確な防災活動を行います。
鯱は「水を呼ぶ」といわれ、火災を鎮圧するという意味で防災を象徴し、若は行動力を表わしています。(県民公募)
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